赤ワインといえばカベルネ・ソーヴィニヨン!その特長とオススメ11本

赤ワインといえばカベルネ・ソーヴィニヨン!その特長とオススメ11本

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深いルビー色に、しっかりした果実感と渋味を感じる濃厚な味わい・・・。
赤ワインと聞くと、そんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

実は、そんな「ザ・赤ワイン」なイメージは、カベルネ・ソーヴィニヨンというブドウ品種が生み出したといっても過言ではありません!

なぜなら、カベルネ・ソーヴィニヨンは、ワインの女王と呼ばれる超有名な「ボルドーワイン」で、メインのブドウ品種として使われているから。
つまり、赤ワイン用の黒ブドウ品種で、もっとも有名なんです。
カベルネ・ソーヴィニヨンから造られるボルドーワインは、深みのある濃いルビー色で、複雑な香り、凝縮された果実感、しっかりした渋みが特長。
多くの人がイメ―ジする赤ワインそのものです。

赤ワインといえばカベルネ・ソーヴィニヨン

というわけで、こんにちは。
カベルネ・ソーヴィニヨンの深い世界にどっぷりと両手両足を突っ込んだ、『美味しいワイン』編集部の広江です。

この、「これぞ赤ワイン!」になるカベルネ・ソーヴィニヨンは、数あるワイン用のブドウ品種の中で栽培面積が世界一でもあります。
フランスのボルドーを始め、イタリア、カリフォルニア、チリ、オーストラリア、中国などその広さを合わせると約34万ヘクタール!
・・・といってもどれくらいの広さかわかり辛いので、あえていうなら鳥取県をほぼ埋め尽くすほどの広さです。
鳥取県の全部がカベルネ・ソーヴィニヨンのブドウ畑・・・と想像するとなかなか壮大ですよね。

なぜ、カベルネ・ソーヴィニヨンが世界各国で広く栽培されるほどメジャーになったのでしょうか?
理由をあげるとざっくり2つあります。

1つ目は育てやすいこと!
温暖な気候であればいい感じのブドウができ、病気にもまあまあ強い。
つまり、世界各国のさまざまな気候、土壌でもそれぞれでいい感じのブドウができ、安心して造り手がワインの醸造に取り組めるのです。

2つ目は、長い期間熟成しても、しなくても美味しいワインができること
カベルネ・ソーヴィニヨンは、あまり長い時間をかけて熟成させずとも、しっかりした渋みと凝縮感のある、飲みごたえのある美味しいワインを造ることができます。
逆に、長い期間、樽でじっくりと熟成させると、エレガントでまろやかな渋みに、複雑なニュアンスのある至高のワインにもなります。
造り手の技術次第でいかようにもなる、高いポテンシャルがあるのです。

ひと口にカベルネ・ソーヴィニヨンといっても、「同じブドウから造られているとは思えない!」と驚くほど、産地によって、造り手によって全然違うワインができる、それがカベルネ・ソーヴィニヨンの魅力です。
記事で詳しく紹介しますが、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインには、代表的なものだけでこれだけ香りのバリエーションがあるんですよ。

カベルネ・ソーヴィニヨンの香りの種類

そんなカベルネ・ソーヴィニヨンのワインは、コスパ抜群の手頃な価格から、貴重な高級ワインまで選び放題!
その中から予算別にオススメワインを11本紹介するので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

では、さっそく本編に行きましょう!
・・・と、その前に、オススメの11本のうちの3本をチラッとお見せしちゃいます!

この記事で紹介している編集部厳選のワイン3選

オーパス・ワン 2015
一度飲んだら虜になる、全方位に気配りして微笑する貴婦人「オーパス・ワン 2015」
価格:¥46,800(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)

編集部評価: 4.5

人気の高級ワイン。カシスやブルーベリー、レーズンやバナナにチョコレート、ハーブ、大輪のバラのような心地よい酸味と甘みがあり、上品な凝縮感があります。

肉専用黒ワイン Carnivor カーニヴォ <赤ワイン>
肉料理と合わせたい「肉専用黒ワイン カーニヴォ」
価格:¥1,700(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)

編集部評価: 4.5

カシス、ブルーベリー、薔薇のような濃厚な果実感に、チョコレート、エスプレッソ、樽のようなニュアンスがバランスよくまとまっています。

アルクーミ カベルネ・ソーヴィニヨン
ブルーベリーや雨の後の森のようなハーブ感「アルクーミ カベルネ・ソーヴィニヨン」
価格:¥3,035(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)

編集部評価: 4.5

深く優しいカシスのような果実感に、森のような深い香り、かすかな甘みにチョークのような渋みがあります。

カベルネ・ソーヴィニヨンの特長

まずは、カベルネ・ソーヴィニヨンの味や香り、産地ごとの特長を紹介します。
カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワインの世界を楽しむうえで欠かせないブドウ品種なので、覚えておいて損はないですよ!

世界で最も栽培されている赤ワイン用ブドウ

冒頭でもお伝えしたとおり、カベルネ・ソーヴィニヨンは赤ワインに使われる黒ブドウ品種です。

土壌への適応力が高く、さまざまな環境で美味しいワインが造れるので、世界中で栽培されています。
なんと、ワイン用ブドウ品種の中で、世界1位の栽培面積を誇るんです。

カベルネ・ソーヴィニヨンとひと口に言っても、土壌や気候によってできるブドウが全然違ってくるため、おのずと完成するワインの味わいや香りも違ってきます。
もちろん生産者の腕の見せどころである、醸造技術によってもワインの香りや味わいは左右されます。
その多様さが、カベルネ・ソーヴィニヨンの大きな魅力のひとつなんです!

続いて、カベルネ・ソーヴィニヨンの味と香りの特長をお話しします。

カベルネ・ソーヴィニヨンの香りと味わいの特長

カベルネ・ソーヴィニヨンは、青みがかった黒色をしている、小粒のブドウです。

カベルネ・ソーヴィニヨンの果実

赤ワインの醸造過程では、ブドウ果汁だけでなく皮や種子も一緒に使います。
皮や種子には実の部分より断然多く渋み成分(タンニンといいます)が含まれているため、赤ワインには渋みがあります。

カベルネ・ソーヴィニヨンは皮が分厚くて種が大きいので、ほかの赤ワイン用ブドウに比べてタンニンが豊富なワインになる傾向があります。
また、果皮(ブドウの皮)の色づきがよく、色素自体が濃いんです。
だから、カベルネ・ソーヴィニヨンから造られた赤ワインは、しっかりとした渋みがあり、色が濃く、凝縮された果実感のある「フルボディ」になるのです。

また、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインは若いうちでも凝縮された果実感としっかりした渋みがあります。
そのため、熟成期間は短くても長くても、美味しいワインができるポテンシャルの高い品種です。
年月を重ねて熟成させると、味や香りに上品で複雑な奥行きが生まれます。

赤ワイン伯爵

「ワインの女王」といわれているボルドーワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロをベースにカベルネ・フランなど複数品種をブレンドするぞ。
長期熟成させることで、渋みと酸味が絶妙なハーモニーを奏で、ワイン通をうならせる複雑な香りが生まれるのだ。

旧世界では、カベルネ・ソーヴィニヨンと他の複数品種をブレンドして造ることが多いです。
それがワインそれぞれの個性に大きく影響しています。
どういうことか、詳しく見ていきましょう。

ブレンドと単一品種の違い

ボルドーを始めとしたフランスやイタリアなどヨーロッパの伝統的な産地、つまり旧世界では、カベルネ・ソーヴィニヨンをベースに、メルローやカベルネ・フランなど複数品種をブレンドしてワインを造ることが多いです。

その大きな理由は、毎年安定した質のワインを世に送り出すため。
ブドウは自然のものなので、年ごとにブドウの出来や収穫量が変わります。
複数品種をブレンドすることで、ひとつの品種のブドウの出来が悪くても、品種の配合を変えるなどして補い、安定した質のワインが造れるのですね。

カベルネ・ソーヴィニヨンと複数の品種をブレンド

この複数品種をブレンドすることを「アッサンブラージュ」といい、これが各ワイナリーの腕の見せどころ。
どの品種を使い、どんな割合でブレンドするかを追求することで、ワイナリーごとの個性も生まれます。

一方、アメリカやチリ、オーストラリアのように「新世界」と呼ばれる地域では、カベルネ・ソーヴィニヨン100%など単一品種の赤ワインが多いです。
「温暖な気候でブドウが成熟しやすい」「ワイン造りの歴史が浅く、最新の技術を取り入れやすい」など、単一品種のワインを安定的に造れる環境なのが大きな理由のひとつです。

もし、カベルネ・ソーヴィニヨンそのものの味を知りたい場合は、単一品種のワインを選ぶといいでしょう。

ちなみに、単一品種のワインには、ラベルにその品種名が書かれているので、探すときに覚えておくと便利です。

カベルネ・ソーヴィニヨンのラベル

赤ワイン伯爵

旧世界にもカベルネ・ソーヴィニヨン単一のワインはあるぞ!
探してみよう。

続いて、カベルネ・ソーヴィニヨンの香りのバリエーションを紹介します。
「あんな香りやこんな香りもあるの?と」思わず驚いてしまいますよ!

カベルネ・ソーヴィニヨンの香りのバリエーション

カベルネ・ソーヴィニヨンは世界中で栽培されていて、その産地の土壌や気候、生産者によって完成するワインの香りも異なります。

カシスやブルーベリーをはじめとするベリー系、チョコレート、黒コショウの香りもあれば、土や革など食べ物以外の香りも!
高価格帯のワインになればなるほど、複数の香りが絡み合い、なんとも複雑な芳香を醸します。

以下のイラストは、カベルネ・ソーヴィニヨンの代表的な香りのバリエーションをまとめたものです。

カベルネ・ソーヴィニヨンの香りの種類

赤ワイン伯爵

グラスの中のワインに、いくつ香りを見つけられるか?というのも楽しみ方のひとつだ。
「ブルーベリーやカシスの香り、ミントのようなハーブの香り、あとからシナモンやブラックペッパーのような香り、最後にツンと鉄の香りがするなぁ」などなど・・・。

気になる香りでワインを選んでみるのもオススメです!
どんな香りがするのかは、Amazonの商品紹介ページやワインボトルの裏に書かれていることが多いので、参考にしてみてくださいね。
とはいっても、感じ方は人それぞれ!
香りが「あれ・・・書いてあるのと違う・・・」ということもよくありますので(^^)、その時あなたが感じた香りや味わいを楽しめるといいですね。

それでは、ここからはカベルネ・ソーヴィニヨンのおもな産地を紹介していきます。

カベルネ・ソーヴィニヨンの代表的な産地

フランスのボルドー地方

カベルネ・ソーヴィニヨンは、「ボルドーワイン」で有名なフランスのボルドー地方を抜きにして語れません。

ボルドー地方の地図

何を隠そう、ボルドーはカベルネ・ソーヴィニヨンの原産地。
古くから、カベルネ・ソーヴィニヨンと他品種をブレンド(アッサンブラージュといいます)した質の高い赤ワインが世界中で愛されてきました。
ボルドーワインは「ワインの女王」と呼ばれるほどです。

とくにボルドーのメドック地区の五大シャトーが造るワインは有名で、数が少ないうえに需要が高いので値段も高くなる傾向にあります。
でも、ボルドーワインには、質が高いお手頃な価格のワインもたくさんあり、むしろそんなワインのほうが多いのです。
記事の後半ではコスパのいいボルドーワインも紹介しているので、ぜひご覧ください。

また、五大シャトーなどボルドーワインについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。

フランスのボルドー以外の地域

ボルドー地方以外のフランスでは、南フランスやロワール川流域(フランス中央部から東にかけて)でも、カベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。

南フランスでは、ボルドーワインのようにカベルネ・ソーヴィニヨンほか複数品種をブレンドしたワインと、単一品種のワイン、どちらも造られています。

イタリアのトスカーナ地方

イタリアでは、主にトスカーナ地方で、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインが造られています。
温暖な気候をいかして完熟したカベルネ・ソーヴィニヨンからできるワインは濃厚で果実味たっぷり。

とくに、そのトスカーナ地方のボルゲリという地域で造られるカベルネ・ソーヴィニヨンのワインが有名で、「スーパータスカン(スーパートスカーナ)」と呼ばれる高級ワインに使われています。

スーパータスカンは、「格付けにとらわれずに、自分たちが本当に飲みたいワインを造ろう」という生産者の想いから生まれたワイン。
イタリア固有のブドウ品種を使っていないため、イタリアのワイン法では「テーブルワイン」や「I.G.P.」の位置付けですが、ボルドーワイン顔負けの質の高さで人気です。

あとのオススメワインの章で、このスーパータスカン、「サッシカイア」というワインを紹介しますね。

サッシカイア 2016

スペイン

スペインでは「テンプラニーリョ」というスペイン固有の品種が有名です。
いっぽうで、カベルネ・ソーヴィニヨンとテンプラニーリョのブレンドや、カベルネソーヴィニヨン単一でも良質なワインが生み出されています。

アメリカのカリフォルニア州

アメリカで有名なカベルネ・ソーヴィニヨンの産地はカリフォルニアのナパ・ヴァレーです。
カリフォルニアは温暖でブドウが完熟しやすく単一品種のワインがほとんどですが、複数品種をブレンドしたワインも造られています。

カリフォルニアの複数品種で有名なのが「オーパス・ワン」というワイン。

オーパス・ワン 2015

オーパス・ワンは、ボルドーの五大シャトー並みの評価を受け、かつ生産量が少なく貴重な、世界中のワイン通が憧れる超高級ワイン。
というのも、このワインは、カリフォルニアとボルドーのすごい人たちがタッグを組んで世界最高品質を目指したワインなんです。
その「すごい人たち」とは、カリフォルニアワインの父とも言われるロバート・モンダヴィさんと、ボルドーのメドック格付け1級のシャトー・ムートン・ロートシルトを所有するフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵。
新世界と旧世界のワインの巨匠たちが、それぞれのアイデアをもって究極の品質を求めて造っているワインなんですよ。

あとでお伝えするオススメワイン11選でも、「オーパス・ワン」を詳しく紹介しています。

チリ

チリは、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培にとっても適した環境があります。
そのため、上記のフランス、イタリア、アメリカよりも、比較的手頃な価格のカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワインが多くあり、ほとんどが飲みごたえのあるフルボディです。
チリのカベルネ・ソーヴィニヨンは「チリカベ」と愛称がつくほど人気です。

赤ワイン伯爵

チリでも、ボルドーワインのようにカベルネ・ソーヴィニヨン主体にブレンドで造る「アルマヴィーヴァ」という高級ワインがあるぞ。
ボルドーのメドック格付け1級のワイナリー「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」と南米を代表する「コンチャ・イ・トロ」という有名なワイナリーがお互いの技術を結集して造っているのだ。
カリフォルニアの「オーパス・ワン」と同じく、「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」が関わっていることもあり、大注目だ!

オーストラリア

チリと同様、オーストラリアもコスパの高いカベルネ・ソーヴィニヨン100%のワインがたくさん造られている場所。
オーストラリアで有名な赤ワイン用ブドウ、シラーズとブレンドされることもあります。


カベルネ・ソーヴィニヨンの産地を見たところで、続いてカベルネ・ソーヴィニヨンと相性のよい料理を紹介します。
カベルネ・ソーヴィニヨンは銘柄によって個性豊かなので、あくまでも目安になりますが、参考にしてみてくださいね。

カベルネ・ソーヴィニヨンと相性のよい料理

カベルネ・ソーヴィニヨンのワインに合う料理として、まずオススメしたいのが「肉料理」!

カベルネ・ソーヴィニヨンと相性のよい肉料理

カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインはどっしりとしたフルボディが多いので、肉料理全般との相性が抜群。
とくに牛や豚など肉の脂が多い料理は、ワインの酸味や渋みをまろやかに感じさせてくれるんです。

牛肉や豚肉、ラム肉、鹿肉など、旨味が濃厚なお肉とのマリアージュは間違いなし。
調理法はステーキやローストのほか、煮込みもオススメです。

また、カツオやマグロのように脂がのった赤身の刺身、すき焼きといった和食にも案外イケますよ。

チーズなら、パルミジャーノ・レッジャーノやミモレットのようなハードタイプや、ゴルゴンゾーラのような青カビタイプ、エポワスなどのウォッシュタイプが合います。

チーズについては「チーズおつまみレシピ」の記事で、詳しく紹介しています。
チーズの種類や特長、ワインとの合わせ方を紹介しているので、興味のある方はこちらの記事をのぞいてみてくださいね。

以下の表に、カベルネ・ソーヴィニヨンにオススメの料理をまとめているので、参考にしてみてくださいね。

  • 肉料理

    牛や豚の肉料理全般、とくにサーロインステーキ、ラム肉のオーブン焼き、牛肉の赤ワイン煮込み、ビーフシチュー、ローストビーフ、チンジャオロースなど

  • 和食

    カツオやマグロといった赤身の刺身、すき焼きなど

  • チーズ

    ハードタイプ・・・パルミジャーノ・レッジャーノ、ミモレット、ペコリーノ・ロマーノ、グリュイエールなど
    青カビタイプ・・・ゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトンなど
    ウォッシュタイプ・・・エポワス、リヴァロ、ショームなど

オススメのカベルネ・ソーヴィニヨン11選

それではいよいよ、編集部が自信をもってオススメするカベルネ・ソーヴィニヨン11選です!
予算に合わせて選びやすいよう、「3,000円以下」「3,000円~5,000円」「5,000円以上」の価格に分けて紹介していきますね。

カベルネ・ソーヴィニヨンのワインだけでなく、もっといろんなワインを知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください。
>【保存版】美味しいワイン編集部の試飲レビューあり!オススメのワイン200本以上まとめました!

3,000円以下のカベルネ・ソーヴィニヨン

1、安旨大賞受賞歴あり「メルセデス・エグーレン カベルネ・ソーヴィニヨン」

メルセデス・エグーレン カベルネ・ソーヴィニヨン

メルセデス・エグーレン カベルネ・ソーヴィニヨン

  • 価格:¥1,180(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

スペインのカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワイン。
黒い果実のフルーティーな香りに、ほのかに土のようなニュアンスがあります。
味わいはエネルギッシュな果実感と渋みに、フレッシュな酸味、後味にレーズンのような甘味があり、バランスがいいです。
手頃な価格でコスパの高いワインです。
ちなみにワイン名の「メルセデス」は、経営者一族の女性の名前が由来だそう。
ラベルにも女性の横顔が描かれていますね。

2、高コスパ!フランスの名門ワイナリーがチリで造る「ロス ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン」

ロス ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン

ロス ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン

  • 価格:¥1,367(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

ボルドーのメドック格付け1級「シャトー ラフィット ロートシルト」を持つ、ドメーヌ バロン ド ロートシルト社がチリで造る、ミディアムボディの赤ワインです。
赤い花やカシスのような香り、柑橘系のフルーツやブルーベリーを思わせるしっかりした酸味があります。
ステーキなど脂感のある肉料理に合わせると、ワインの酸味がまろやかかつ華やかに感じられ、お肉自身の脂もさわやかに感じられます。
抜栓して1日経つと、酸味が少しまろやかになります。
1,000円台で飲める高いコスパの赤ワインです。

3、肉料理と合わせたい「肉専用黒ワイン カーニヴォ」

肉専用黒ワイン カーニヴォ <赤ワイン>

肉専用黒ワイン Carnivor カーニヴォ

  • 価格:¥1,700(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.5

カベルネ・ソーヴィニヨン単一で造られているカリフォルニアの赤ワイン。
赤い花やハーブのような華やかな香り、樽由来のトーストのような香ばしさやエスプレッソ、チョコレートのような香りがあります。
味わいはカシスやブルーベリーのような果実感たっぷりの酸味があります。
ワインの色は、黒に近い赤紫色で、わずかにねっとり感のあるビロードのような濃厚さです。
渋さは少し控えめで、後味にチョコレートのような舌に残る甘味がかすかにあります。
ワイン名のとおり、肉料理全般に寄り添ってくれるワインです。
焼肉やステーキのような旨味の強い脂したたるお肉料理とこのワインを合わせると、まるで花園にいるような花の香り、草の青っぽい香りが口のなかに広がります。

4、ブラッドオレンジのような酸味にハーブのようなスパイシーさ「ファンティネル ボルゴ テシス カベルネ・ソーヴィニヨン フリウリ D.O.C. 」

ファンティネル ボルゴ テシス カベルネ・ソーヴィニヨン フリウリ D.O.C.

ファンティネル ボルゴ テシス カベルネ・ソーヴィニヨン フリウリ D.O.C.

  • 価格:¥1,740(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:3.5

北イタリアのミディアムボディの赤ワイン。
ハーブっぽさやブラッドオレンジのような柑橘系の酸味があり、渋みは控え目。
後味に樽由来の発酵バター、黒コショウのようなニュアンスがかすかにあります。
煮込みハンバーグなど濃いめの肉料理のほかに、トマトソースや塩気のあるスナックにとてもよく合います。
手摘みのブドウを使って手間暇がかかっているのに、2,000円以下のお手頃さが嬉しいです。

5、ゴルゴンゾーラと合わせてみてほしい濃厚な果実感「モンテス アルファ カベルネ ソーヴィニヨン」

モンテス アルファ・カベルネ

モンテス アルファ カベルネ ソーヴィニヨン

  • 価格:¥2,200(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

チリのモンテス社の造るカベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワイン。
ブルーベリー、カシス、コーヒー、レーズンのようなとにかく濃厚な果実感が特長。
お肉料理全般と相性がいいですが、編集部オススメのマリアージュは青カビチーズのゴルゴンゾーラ。
ゴルゴンゾーラと一緒に飲むと、また全然違う表情になり、ふわあっと口の中に花が咲いたようになると評判のマリアージュでした。
ゴルゴンゾーラのような青カビタイプのチーズは、塩辛さ、味の濃厚さ、クセの強さのため好き嫌いがありますが、「ゴルゴンゾーラはたまにしか食べないけど嫌いじゃない」という方はぜひお試しいただきたいです。

3,000円~5,000円のカベルネ・ソーヴィニヨン

6、ブルーベリーや雨の後の森のようなハーブ感「アルクーミ カベルネ・ソーヴィニヨン」

アルクーミ カベルネ・ソーヴィニヨン

アルクーミ カベルネ・ソーヴィニヨン

  • 価格:¥3,035(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤ワイン。
フルーティーで甘やかな香り、雨に濡れた森や図書館の奥に眠る本を開いたときのような、ハーブの香りがあります。
味わいは深く優しいカシスのような甘味があり、あとからチョークのようなノスタルジックな渋み、フルーティーな酸味が余韻として残ります。
甘辛い味付けの肉料理にとくによく合います。

7、ボルドーらしい複雑さ「ル オー メドック ド ジスクール 」

ル・オー・メドック・ド・ジスクール

ル オー メドック ド ジスクール

  • 価格:¥3,450(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

このワインの生産者シャトー・ジスクールはメドック格付け第3級であり、このワインはシャトーのサードワインのような位置づけです。
香りは紫の花や炭、樽、いちごを思わせるような、奥行きと複雑さがあります。
味わいはスモーキーさのなかに豊かな果実感と酸味、どっしりとした渋みがあります。
生ハムやナッツなど塩気の強いもの、香ばしさと濃厚さのあるナッツのようなオードブル、さらに濃い味の肉料理全般に合います。
生ハムと合わせると、突如花のようなみずみずしさがあふれ、全然別の表情を見せてくれ、マリアージュが楽しめます。
ハイコスパなワインです。

8、べっ甲飴のようなノスタルジックな甘味がほんのり「アンジュ ルージュ キュヴェ ヴィオレット クロード ネル」

アンジュ ルージュ キュヴェ ヴィオレット

アンジュ ルージュ キュヴェ ヴィオレット

  • 価格:¥4,301(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

フランスの東ロワール地方の赤ワインで、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド。
イチゴや黒糖のような甘やかな香り。
一口飲むと、カシスや樽のニュアンス、べっ甲飴のような喉で深く感じる甘みがほのかにあり、イチゴジャムのようなフルーティーな酸味が広がります。
トマトソースなど酸味のある料理や豚肉や牛肉など甘辛い肉料理に合います。

5,000円以上のカベルネ・ソーヴィニヨン

9、5大シャトー「シャトー ラトゥール」の卓越したサードラベル「ポイヤック ド ラトゥール」

ポイヤック ド ラトゥール

ポイヤック ド ラトゥール

  • 価格:¥17,500(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.5

メドック第1級に格付けされたシャトー ラトゥールのサードラベル。
超高級ワインらしい卓越した深みがあり、生産量が少ないため希少価値もあるワイン。
グラスに注ぐとねっとりとしたガーネット色で、レーズンや黒糖、カシスのような甘い香りがあります。
味わいは赤い果実やワラ、枯れ草、赤い花のような印象があり、007のジェームズ・ボンドのような粋な紳士を思わせる上品さ。
味わいは決して濃くはないのに、ゆったりと波紋のように残る余韻が見事です。
あっさりしたローストビーフのような肉料理や、野菜のソテーやマッシュポテトなどにも合います。

10、クラシカルでいぶし銀な酸味「サッシカイア 2016」

サッシカイア 2016

サッシカイア 2016

  • 価格:¥27,500(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.0

イタリアのトスカーナ地方で造られるスーパータスカンのサッシカイアという赤ワイン。
コルクや腐葉土、ラベンダーの花のような深い香りがあります。
一口飲むと、ロマンスグレーの紳士のような、落ち着いたクラシカルな味わい。
深い樽、釘、カシス、ブルーベリーのような長い余韻があり、静かにゆったりと飲みたいような、飽きのこない味わいです。
ゴルゴンゾーラのような濃い味のチーズと合わせると、一転してふわっと花やいちごのような甘やかな香りが感じられ、独特のマリアージュが楽しめます。
トマトソースのような濃い酸味のある料理、豚や牛肉の肉料理と相性がいいです。

11、一度飲んだら虜になる、全方位に気配りして微笑する貴婦人「オーパス・ワン 2015」

オーパス・ワン 2015

オーパス・ワン

  • 価格:¥46,800(2020年10月15日 11:30時点のAmazonの価格)
  • 編集部評価:4.5

アメリカ、カリフォルニアのナパ・ヴァレーで造られている大人気の高級ワイン。
グラスに注いだ瞬間に、ぶわっと香る花や果実の甘やかな果実の香りに、バターやコーヒー、タバコのような複雑さがあります。
一口飲むと、シルクのようにするすると滑らかな口当たりは、まるで全方位に気配りし、静かに微笑する貴婦人のよう。
そのまなざしに包み込まれるような豊かさがあります。
カシスやブルーベリー、レーズンやバナナにチョコレート、ハーブ、大輪のバラのような、かすかに甘味のある心地よい酸味があります。
ワインだけで飲んでも楽しめますが、脂のある肉料理、ローストビーフのようなあっさりして旨味の強い肉料理に合います。
ワイン名の「オーパス・ワン」は音楽用語でいう「作品番号第1番」のような意味で、そこには「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディのようなもの」という思いが込められています。

もっとオススメのワインを知りたい方へ

美味しいワインでこれまでレビューしたオススメのワインを、ひとつのページにまとめました。

さいごに

いかがでしたか?
カベルネ・ソーヴィニヨンのワインは世界中で造られているので、世界を旅する気分で、産地ごとに飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。

ちなみに、カベルネ・ソーヴィニヨンは、今でもボルドーワインなどのブレンドで使われている黒ブドウ品種「カベルネ・フラン」と、白ブドウの代表的な品種のひとつである「ソーヴィニヨン・ブラン」の自然交配であることが、最近の遺伝子研究からわかっています。
自然交配とは、ざっくりいうと、めしべに違う品種の花粉が自然にひっ付いて新たな品種ができることです。
黒ブドウと白ブドウが合わさって、カベルネ・ソーヴィニヨンというワイン造りにはなんともありがたい品種が生まれるなんて、自然のイタズラって奇跡的ですね!

カベルネ・ソーヴィニヨンの広~い世界をぜひ楽しんでくださいね!

『美味しいワイン』編集部の広江がお届けしました。
See you!

赤ワイン公爵

ところで、この美味しいワインというサイトでは、これまでに色々なワインを紹介してきた。

白ワイン公爵

200以上のワインを厳選してきたね。
それらのワインがひとつの記事にまとまっているといいんだけど・・・。

白ワイン公爵

そう言うかと思って、私がまとめてみたわ。
以下の記事を見れば、美味しいワイン編集部がオススメするワインが一覧でチェックできるのよ。
それが、こちら!

この記事を監修してくれたワイン博士

ワインショップ「アプリクス(Aplicus)」
米山奈美(よねやまなみ)

(一社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
所属するワインショップ:「アプリクス(Aplicus)」

尼崎の園田駅近くにある、ワインショップ「アプリクス(Aplicus)」オーナーソムリエ。
2019年8月にオープン。
2013年にワインアドバイザーを取得し、6年間大阪梅田の百貨店のワイン売り場で勤務する。
お客様の好みやシーンだけでなく、その日お客様が買ったチーズや食材に合わせてワインを紹介するなど、きめ細やかな対応が強み。
ワインショップでは、イタリアを中心に、日本でまだ知られていない国や地域のリーズナブルで美味しいワインを幅広く取り扱う。

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