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酒屋などで見かける箱に入ったワインは、「箱ワイン」や「ボックスワイン」「バッグインボックス」などと呼ばれています。
箱ワインは、以下のようなイメージを持っているかもしれません。
「安いだけに美味しくなさそう・・・」
「箱ワインみたいな大容量だと飲みきれないのでは・・・?」
そう考えているあなた、ちょっと待ってください!
実は最近の箱ワインって、技術の進歩によって品質が上がっているんです。
だから、「毎日美味しいワインを気軽に飲みたい」というあなたの願いをかなえてくれるんですよ。
そして、箱ワインがボトルワインと比べて安いのは、ただ大容量だからだけじゃないんです。
一般的なワイン瓶に比べて、製造や輸送、廃棄などのすべての過程で「コストを抑えている」から値段が安いのです。
また、箱ワインの一番の特長は、開栓してからも3週間から1か月は変わらず美味しく飲めること。
瓶タイプだと数日で味が変わってしまうので、長期間楽しめるのはとても嬉しいメリットですよね。
それだけ長い期間美味しく飲めるのだから、もしも同じ味に飽きたらサングリアやワインシャーベットにして味変するのもいいですよ!
というわけで、この記事では、一般的な瓶タイプのワインとは違う、箱ワインならではの魅力と、オススメを紹介します!
まだ箱ワインを買ったことがない方のために、開け方の写真も載せているのでぜひ参考にしてくださいね。
それでは、まいります!
瓶タイプにはない、箱ワインならではの魅力3つ
冒頭でもお話ししましたが、箱ワインって実はいいこと尽くし!
美味しいワイン編集部でも「なぜ今まで知らなかったのか・・・」と悔しがる人がいたほどなんですよ。
箱ワインの魅力は大きく分けると3つあります。
「コスパ」「日持ち」「エコ」です!
■箱ワインの魅力3つ
- なんてったって高コスパ
- 開栓後、3週間~1ヵ月は美味しく飲める
- 省スペースでエコ
それでは順番に説明していきますね。
【箱ワインの魅力1】なんてったって高コスパ
瓶タイプのワインの容量は、ほとんどが750mlです。
いっぽう、箱ワインの容量は、なんと2Lや3Lで、瓶タイプの3~4倍もあるのです!
価格帯は大体2,000円~4,000円のものが多く、750mlの瓶タイプ1本に換算すると・・・。
そのお値段はなんと数百円!
これだけ安いと、デイリーワインにしたり、パーティーなどで沢山お酒が必要なときには、お財布に優しくてありがたいですよね(^^)
でも、なぜ箱ワインはこんなに安いのでしょうか・・・?
「品質は大丈夫なのかな?」と不安になってしまいますよね。
でも、安心してください!
箱ワインが安い理由は、瓶に比べて包装・製造・輸送のコストが安いからなんですよ。
箱ワインは、解体するとこんな感じ。
薄めの段ボールとビニールの袋とプラスチックの栓だけです。
瓶に比べると割れる心配がないので、輸送コストが抑えられますよね。
また、ワインの容量に対して省スペースだし、瓶よりも薄めの段ボールとビニールの方が軽いので、「包装・製造・輸送のコストが安い」ということについて、なんとなく納得できますよね(^^)
【箱ワインの魅力2】開栓後、3週間~1ヵ月美味しく飲める
瓶のワインの場合、一度開栓すると、美味しく飲めるのは3日から長くても1週間が限度。
いっぽう、箱ワインの場合は、開栓してから赤ワインなら1ヵ月、白ワインなら3週間ほど品質が保たれます。
なぜこんなにも長く品質が保たれるかというと、酸化しにくいから。
箱ワインのワイン自体は、箱の中にある真空状態の袋に入っています。
そのため、ワインを栓から注いだ分だけ、その袋が萎んでいく仕組みになっていて、開栓後もほとんど空気が入りません。
だから品質劣化の原因となる酸化するスピードが遅くなるため、瓶と比べると美味しく飲める期間が長いというわけなんです。
仕組みがわかると、長期間品質を保てる理由が納得できますよね。
【箱ワインの魅力3】省スペースでエコ
さきほどもお見せした、箱ワインを解体した写真。
こうやって解体した状態を見てみると、製造や輸送時に「省スペース」なことはわかってもらえると思います。
さらに、家庭で飲み終わったあとには、解体して瓶よりもかさばらずに、ラクに処理できる場合も多いでしょう。
(※自治体の分別ルールによります)
また、「省スペース」なのは、製造時や飲んだ後の処理するときだけではありません!
私たちの手元に届いてからも、「省スペース」を発揮してくれるんです!
たとえば、以下のように冷蔵庫に収納しやすいのも助かっちゃいますよね(^^)
写真の箱ワインは3L。
この冷蔵庫は一人暮らし用の小さなタイプですが、2人以上の家族用の冷蔵庫ならもっと余裕をもって収納できます。
そして、冷蔵庫に入れたまま直接グラスに注ぐことだってできちゃうので、飲む前に冷やす必要がなく、常に冷えた状態で保存しておけますよ。
箱ワインがいかに「省スペース」なのかわかったところで、続いて「エコ」について深掘りしていきたいと思います!
箱ワインがエコな理由
冒頭でもお伝えしたように、箱ワインは「バッグインボックス」と呼んだりもします。
「バッグインボックス(bag in box)」というのは、「箱に入った袋」という意味。
このバッグインボックスという形こそが、ペットボトルやガラス製の瓶よりとってもエコなんです。
なぜかというと、ペットボトルや瓶に比べて、省資源で廃棄時や輸送時のCO2排出も少ないため、環境に優しいといわれているからです。
実は、バッグインボックスは、業務用の包装として、ワインなどのアルコールに限らず油や清涼飲料など、世界中で使われている液体用の包装。
最近ではワインに限らず、バッグインボックスの市場は徐々に広がっているんですよ。
参考:バッグインボックスの市場規模、シェアおよびトレンド分析レポート(Grand View Research)
バッグインボックスはB.I.B.と略す。
最近注目の「サスティナブルな社会を目指す」流れに合っているのだぞ!
いかがでしょうか。
箱ワインの魅力がわかったところで、続いては箱ワインの開け方について説明します!
と言っても、とっても簡単なので安心してくださいね。
箱ワインの開け方
箱ワインを買ったことがないとどんなものかちょっと不安かもしれないので、ここでは実際の開け方を画像で説明しますね。
- 点線に沿って箱を開ける
- 栓を引き出す
- 栓の安全キャップを取る
- つまみながらグラスに注ぐ
どの箱ワインもだいたい同じ手順です。
とってもカンタンですよ!
箱ワインがオススメのシーン
ここまで箱ワインの魅力をお話ししてきました。
そんな箱ワインを飲むときにオススメのシーンを紹介させてください。
それはずばり「毎日気軽に飲みたいとき」と「大人数で飲むとき」です!
■箱ワインにオススメのシーン
- 毎日気軽にワインを飲みたいとき
- 大人数でワインを飲みたいとき
箱ワインはコスパがいいので気軽に飲めるのが魅力。
「毎日ワインが飲みたい!」「安旨ワインを探して毎週買うのは大変」というときの、テーブルワインやデイリーワインとしてピッタリですよ。
もうひとつ、箱ワインが真価を発揮するのが、「大人数でワインを飲みたいとき」!
ホームパーティーや野外でバーベキューをするときに、箱ワインの持ち運びのしやすさは大助かり。
車で持ち運ぶときでも、瓶ならタオルや緩衝材で包んだりする必要がありますが、箱ワインならそのまま積めばOK。
クーラーボックスにもそのまま入れられますし、箱ワインの箱の中に保冷剤を入れて冷やすという裏技もありますよ。
また、箱ワインはつまむだけで注げるので、バーベキューで「あ!ワインオープナー忘れた!」という事態や、コルク栓のワインを開けるのが苦手、という方にも安心です。
さらには、参加者が自分のペースで自分でワインを注ぐこともできるため、みんなが気兼ねなく飲めるのもメリットですね!
それでは、最後に美味しいワイン編集部オススメの箱ワインを紹介します。
今回は赤ワイン4種類、白ワイン3種類の、合計7種類を紹介します♪
箱ワインだけでなく、もっといろんなワインを知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください。
>【保存版】美味しいワイン編集部の試飲レビューあり!オススメのワイン200本以上まとめました!
オススメの箱ワイン7選
エスピリトゥ チリ カベルネ カルメネーレ
タヴェルネッロ ロッソ
カルロ ロッシ ホワイト バックインボックス
バルデモンテ
バルデモンテ
(2023年11月15日 12:40時点のAmazonの価格)
生産地 | スペイン | ブドウ品種 | テンプラニーリョ |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | ブラックチェリー/ラズベリー/カシス |
味わい | ミディアムボディ | 合う料理 | 焼き鳥/和食 |
スペインのテンプラニーリョというブドウ品種で造られています。
日本の女性審査員による国際ワインコンペティション「サクラアワード」でゴールドメダルを獲得しました。
渋みは控えめで、フルーティーな酸味があります。
ミディアムボディでどのような料理にも合いやすいです。
種類は違いますが、同じ生産者の赤ワインで750mlの瓶タイプもあるので、味見してみても。
サンタ・レジーナ カベルネソーヴィニヨン
サンタ・レジーナ シャルドネ
タヴェルネッロ ビアンコ
もっとオススメのワインを知りたい方へ
美味しいワインでこれまでレビューしたオススメのワインを、ひとつのページにまとめました。
いかがでしたか?
箱ワインの魅力、わかっていただけたでしょうか。
大容量なので、もし飽きてしまったらサングリアにしたり、ワインシャーベット、はたまたワインカクテルを作ったり、味変して楽しむのもオススメです!
サングリアのレシピを見る
ワインシャーベットの作り方を見る
ワインカクテルの作り方を見る
箱ワインにして家計のワイン予算が浮いたぶん、ちょっと高級なおつまみを買ったりするのもいいですね(^ ^)
ところで、この美味しいワインというサイトでは、これまでにいろいろなワインを紹介してきた。
200以上のワインを厳選してきたね。
それらのワインがひとつの記事にまとまっているといいんだけど・・・。
そう言うかと思って、私がまとめてみたわ。
以下の記事を見れば、美味しいワイン編集部がオススメするワインが一覧でチェックできるのよ。
それが、こちら!
この記事を監修してくれたワイン博士
(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ
所属するワインバー:北新地ラルモニー・デュ・ヴァン・ピュール
ワイン輸入・販売会社への入社をきっかけにワインの面白さに目覚め、ソムリエ資格を取得。
北新地の老舗ワインバーにてソムリエを勤める。
お客様の好みや気分をコミュニケーションを通して考えることで、一杯のグラスワインをいかに楽しく美味しく飲めるかを追求している。
また、同じワインでも、温度の違いやグラスによって新しい美味しさを発見してもらえるように、日々研究している。