ワイン生産量が世界一!イタリアワインの選び方とコスパ最強のオススメワイン8選

ワイン生産量が世界一!イタリアワインの選び方とコスパ最強のオススメワイン8選。

すぐにワインをチェックしたい方はこちら

あなたは今、ワインの生産量が世界一になっている国を知っていますか?

えっ?フランスじゃないの?と思われた方、惜しい!
実は・・・イタリアなんです!

イタリアといえば、地中海のビーチと熱い太陽、そして、陽気なイケメンと情熱的な料理がレディに人気の国。
そんなイタリアでつくられるワインが、今、人気急上昇なんですよ!

イタリア

イタリアワインの人気の高まりをグラフに表してみました。
下のグラフを見ていただければわかるとおり、イタリアワインは、ブドウが不作だった2014年を除き、2012年からワイン生産量の世界一をキープしているんです!

ワイン生産量グラフ
(参考元:数字で見るワイン産業 (2015 年版) 2016 World wine production estimated at 259 mhl

なぜこれだけ人気かというと、イタリアワインは多彩な表情をもったワインを楽しめるからです。
イタリアは栽培されているブドウ品種が多く、オーソドックスな味から個性的な味まで幅広い味のワインが楽しめる国。
また、値段も安いものから、最高級といえるようなものまで様々。

さらには、イタリアでは、ワインは「水より安い」と言われるくらい国民的な飲み物となっています。
酒屋には、空き瓶や空の容器を持っていけばワインを入れてくれる「計り売り」のお店が多くあり、しかも、1リットルのワインが1~2ユーロ(約100~200円)くらいで買えるんですよ。

それくらい安いので、人が集まる場所や特別なイベントでは必ずといっていいほどワインを飲む習慣があります。

つまり、イタリアにとってワインはまさに国民酒!
よって、イタリアにはワインをつくる人たちもたくさんいて、それがイタリアワインの種類の多さにつながっています。

赤ワイン伯爵

ふっふっふ・・・。
ヒトミよ、お主もついにイタリアワインの魅力に気付いたか。

ヒトミ

あっ、赤ワイン伯爵!

そうなんです。
イタリアワインのことを調べれば調べるほど、その魅力に引き込まれていて・・・!

情熱的で個性的で・・・イタリアワイン、最高です!

というわけで、今回は、元バーテンダーであり「美味しいワイン」編集部のヒトミがイタリアワインの魅力に迫ります!

記事内では、一度は飲んでみてほしい、個性的で美味しいイタリアワインをいくつか紹介しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

では、イタリアワインの魅力を感じる旅に参りましょう!

・・・とその前に、記事を読むよりもオススメのイタリアワインを知りたいという方のために、コスパ最強のイタリアワインを3つ紹介しておきます!

この記事で紹介した編集部厳選のワイン ベスト3

バローロ テッレ デル バローロ 2011
1. イタリアを代表するピエモンテ州の「王のワイン」を飲もう!「バローロ テッレ デル バローロ 2011」
価格:¥2,872 総合評価: 4.60 (Amazon評価:5.0 編集部評価:4.2)

しっかりした渋みと酸味がありながら、口当たりはシルクのようになめらかでまろやかなフルボディ。

サンテロ 天使のアスティ
2. 程よい炭酸と、蜂蜜のような甘さが人気の秘密!「サンテロ 天使のアスティ」
価格:¥1,030 総合評価: 4.45 (Amazon評価:4.6 編集部評価:4.3)

甘口のスパークリングワインなので、冷蔵庫でよく冷やして飲むのがおススメです。

タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ
3. 女性にオススメ!ホームパーティーの乾杯にも最適な「タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ」
価格:¥883 総合評価: 4.40 (Amazon評価:5.0 編集部評価:3.8)

甘さと華やかさが特徴の微発泡赤ワインは女子会にピッタリ。

※価格と評価は、2017年10月18日現在のAmazonの情報を参照しています。

知っているとイタリアワインを10倍楽しめる!イタリアのワイン事情

先ほどお話ししたように、ワインの産地として人気のイタリア。
実は、イタリアのワイン作りの歴史はとても古いんです。

イタリアへワイン作りが伝わったのは、紀元前2000年頃。
日本でいうと、縄文時代の頃!

実はワインはとても歴史の古いお酒で、今から6,000~8,000年前に東ヨーロッパのジョージア(グルジア)周辺で生まれたと考えられています。
ブドウ栽培とワイン作りの技術は、東ヨーロッパからギリシャに伝わり、ギリシャからイタリア南部に伝わりました。

イタリアの地図

そして、イタリア内でワインづくりは急速に広まっていくわけなのですが、その理由には以下のようなことがありました。

イタリアは、ワインづくりを伝えたギリシャ人が「ワインの大地」(エノトーリア・テルス)と名付けたほど、ブドウ栽培に理想的だった!

そうなんです。
イタリアの国土の大部分は雨が少なく暖かい地中海性気候。
それはつまり、ブドウ栽培の大敵であるカビが発生しにくく、ブドウが病気になりにくい気候でもあります。
よって、イタリア南部にワインづくりを伝えたギリシャ人が「やべえ、この土地、めっちゃワインをつくりやすいじゃないか!」と驚き、ワインづくりの技術をイタリア全土に広めまくったのです。

カベルネソーヴィニヨン

では、ここからあらためて、そんなイタリアワインをもっと楽しむためのウンチクを4つお届けしていきます。

1.イタリアの気候はブドウの栽培に適した「地中海気候」

アマルフィ海岸

先ほどもお話ししたとおり、イタリアの大部分は地中海性気候。
地中海性気候の特長としては、夏は日ざしが強く乾燥し、冬は適度に雨が降るというもの。
これって、まさにブドウ栽培にうってつけの気候なんですね。
そのため、イタリアではなんと20の州すべてでワイン用のブドウが栽培されています!

2.イタリア固有のブドウ品種は2,000以上!

イタリアでは、毎年のように新しい品種のブドウが生まれていて、イタリア固有のブドウ品種は2000種類以上にものぼります。
なかには、イタリアの一部の地域でのみ栽培されている、専門家も知らないような珍しい品種もたくさんあるんです。
そんなバラエティ豊かなブドウが生み出す個性的な味わいが、イタリアワインの魅力のひとつなんです。

ただ、先ほども言ったとおり、イタリアワインはブドウ品種がとても多いので、ワインを選ぶ際にはちょっと悩んでしまうかもしれません。
そこで、イタリアワインを飲むならまずはこれを押さえておきたい!という、イタリアらしい特徴のあるブドウ品種をふたつ紹介します!

  • サンジョベーゼ

    イタリアでもっとも多く栽培されている黒ブドウの品種です。
    しっかりとした酸味とコクがあり、高級ワインからデイリーワインまで幅広くつくることができます。

  • トレッビアーノ

    イタリアでもっとも多く栽培されている白ブドウの品種です。
    フレッシュな酸味とフルーティな味わいが特徴。
    長期熟成には向かないため、カジュアルに楽しむデイリーワインに使われます。

3.イタリアではワインは水より安いって本当!?

冒頭でお話しした通り、イタリアでは「ワインは水より安い」と言われることがあります。
なぜそんな安いのかというと、空き瓶や空の容器を持っていけばワインを入れてくれる計り売りのお店が多いから。
1リットルのワインが1~2ユーロ(約100~200円)から買えるので、気軽に家飲みできるんですね。

たとえば、以下のワインなどは、3リットルという容量なのに2,000円ほどのお値段!
何より、紙パックなので、後片付けもカンタン。
友達や家族と楽しむ際に超オススメなワインなんです。

イタリアにはこんなにコスパの高いワインがたくさんあるんですよ。

タヴェルネッロ ロッソ イタリア (バッグ イン ボックス 赤ワイン) 3L

  • 価格:¥1,874
  • 評価:4.2

紙パック入りの3Lとコスパ抜群で、まさに友達や家族みんなで楽しむためのワインです。
「タヴェルネッロ」という名前は、イタリア語で「小さな居酒屋」という意味。
フルーティで口当たりの軽いライトボディは、肉料理はもちろん揚げ物もさっぱりと楽しめます。

※価格と評価は、2017年6月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

ヒトミ

イタリアのワインが安いことはわかったんですが、産地や製法にこだわった高級ワインはないんですか?

赤ワイン伯爵

もちろんあるぞ。
なんていったって、国を挙げてワインを愛する国だからな。

たとえば、イタリアにもフランスと同じく「ワイン法」というものがあり、ワインの格付けをおこなっている。
その法律により、イタリアワインは3つか4つの格付けに分かれているのだ。

格付けはラベルなどにも書かれているので、知っておくと何かと役に立つぞ。

というわけで、続いては、イタリアワインの品質を知る上で欠かせないイタリアの「ワイン法」について、私が説明しよう。

4.イタリアのワイン法「DOC法」について知っておこう

「ワイン法」とは、ワインの個性や品質を保つためにつくられた格付けのルールです。
このルールでは、各格付けに合わせて、ブドウの産地や品種、製法などを決めています。

イタリアでは、1963年に「DOC法(原産地呼称管理法)」といわれるワイン法がつくられ、4つの格付けができましたが、その後、2009年の改訂により格付けは3つとなっています。

ただ、ここで注意しなければいけないのは、イタリアでは従来の格付けでの表記も認められているため、市場では両方の格付けが使用されているということです。
なので、両方の格付けについて知っておきましょう。

doc法の格付け

■改訂前(1963~2008年)の4つの格付け

  1. D.O.C.G.(統制保証付原産地呼称ワイン)

    政府から「最高品質」と認定されているワイン。
    ブドウの産地やワインの製法が、一番厳しく管理されています。

  2. D.O.C.(統制原産地呼称ワイン)

    ブドウの種類や作り方が一定の基準を満たしているワイン。

  3. I.G.T.(地域特性表示ワイン)

    ひとつの地域のブドウを85%以上使っている地酒を表しています。
    ラベルに生産地と品種を書くことができます。

  4. V.d.T.(テーブルワイン)

    生産地の表示がないテーブルワイン。

■改訂後(2009年~)の3つの格付け

  1. D.O.P.(保護指定原産地呼称ワイン)

    2009年にEUの統一基準により、格付け1位のD.O.C.G.と2位のD.O.C.がDOPに統合されました。

  2. I.G.P.(保護指定地域表示ワイン)

    EUの統一基準では格付け2位のワイン。
    イタリアのワイン法のI.G.T.に当たります。

  3. VINO

    イタリアのワイン法のV.d.T.に当たり、テーブルワインを指します。

赤ワイン伯爵

以下の写真は格付けされたワインの写真だ。
旧ワイン法における最高級の「D.O.C.G.」ワインはボトルの口にシールが貼られている。
また、旧ワイン法における次点である「D.O.C.」や、新ワイン法の「D.O.P.」「I.G.T.」のワインはラベルに記載があることが多い。

格付けされたワイン

最高級の「D.O.C.G.(新ワイン法なら「D.O.P.」)」のラベルには、とくに質が高いことを示す特記事項が書かれているものがあります。
代表的なのが「RISERVA(リゼルヴァ)」「CLASSICO(クラッシコ)」です。

それぞれの特記事項の意味をお教えしますね。

「RISERVA」(リゼルヴァ)と「CLASSICO」(クラッシコ)

  1. RISERVA(リゼルヴァ)

    この特記事項があるワインは、アペラシオン(原産地)の規定により、同名のワインよりさらに一定期間長く熟成される。
    よって、より上質で味に深みが出る。

  2. CLASSICO(クラッシコ)

    この特記事項があるワインは、昔ながらの伝統的な地域でつくられたワイン。
    有名なものに「キャンティ・クラッシコ」がある。

同じ名前のワインでも、「RISERVA(リゼルヴァ)」と「CLASSICO(クラッシコ)」の特記事項があるものとないものがあります。
ワインを買う際にこれらの特記事項を見つけたら、そのワインはより格付けが高いと思ってください。
(ただし、格付けが高いからといって、その人の舌に合うワインかどうかは別問題です)


さて、ここまでイタリアワインの魅力を語ってきました。
ここまでの話をシンプルにまとめると、イタリアワインは"ブドウの品種が多く、個性的な味で、みんなで楽しむ安ウマワインからじっくり飲める高級ワインまで何でもあるワイン"ということになります。

でもそれって「結局、何を選んだらいいの?」と思ってしまいますよね。

そこでここからは、こう選べばOK!というイタリアワインの選び方をお教えします!

これだけ覚えておけばOK!イタリアワインの選び方 3つ

もし、イタリアワインを選ぶのに迷ったら、次の3つのポイントを軸に選んでみてください。

■イタリアワインを選ぶポイント 3つ

  1. 代表的な二大産地から選ぶ
  2. ワインと同じ産地のイタリア食材に合わせて選ぶ
  3. 代表的な二大ブドウ品種から選ぶ

【選び方 その1】
代表的な二大産地から選ぶ

ワイン畑

フランスワインの場合、「ボルドー」と「ブルゴーニュ」が二大産地といわれますが、イタリアにも二大産地があります。
それは「トスカーナ州」「ピエモンテ州」

このふたつの産地は、格付け上位のD.O.C.G.、D.O.C.、D.O.P.のワインがとくに多い州です。
最高品質のD.O.C.G.ワインでも、安いものは2,000円台から買えるんですよ!

よって、イタリアワイン選びに迷ったら、まずはこの二大産地から選べば間違いありません!

では、それぞれの産地の特徴を紹介します。

【産地1】
「トスカーナ州」のワインは、初心者の口に合いやすいワインが多い

トスカーナ州の地図

トスカーナの赤ワインは、お肉に合うしっかりとした重さと、渋みを押さえた飲みやすさがあり、赤ワイン初心者にもオススメです。

ここではトスカーナで一番有名な赤ワイン「キャンティ」と、今世界で注目を集めているテーブルワイン「スーパータスカン」について紹介します。

赤ワインのイラスト

  • キャンティ

    キャンティは、700年の歴史をもつイタリアを代表する赤ワインで、先ほど紹介した「サンジョベーゼ」というブドウ品種でつくられています。

    ただ、キャンティの人気が世界中で高まるにつれ、いろんな生産者がどんどんつくるようになり、味や値段がバラバラになってしまいました。

    そのため、キャンティの中でも特定の地域で、伝統的な製法で作られたものを「キャンティ・クラッシコ」と呼んで区別しています。
    キャンティ・クラッシコはふつうのキャンティより熟成期間が長いため、ブドウの風味とコクが強く感じられるのが特徴です。

  • スーパータスカン

    なんだかロボットのような名前ですが、スーパータスカンとは、ざっくり言うと「ワイン法を守って格付け上位になるよりも、自分たちが本当に飲みたいワインをつくるぜ!」という生産者の熱い思いが生み出した、高品質の赤ワインです。

    ルールに縛られずに、品質にこだわるつくり手たち、って感じでカッコイイですね。

    イタリア固有のブドウ品種ではないカベルネソーヴィニヨンやメルローなどを使う場合もあるため、格付け上はテーブルワインやI.G.P.という格付けにはなりますが、その品質の高さが世界中で話題となり、今ではスーパータスカンは高級ワインとしてその名を馳せているんです。

赤ワイン伯爵

イタリアではキャンティのように、ワインの名前は同じでも、生産者によって味や値段が違うことがよくある。
気に入ったワインが見つかったら、ラベルの写真を撮っておくと、同じワインを買いたくなったときに迷わなくてすむぞ。

また、あの有名なイギリスの歌手「スティング」もイタリアワインに魅せられて、トスカーナにワイナリーをもっている。
そこでつくられている「シスタームーン」というワインは、アメリカの雑誌で「最高のイタリアワイン」のひとつに選ばれたこともある、スーパータスカンなのだ!

(参考元:歌手スティング生産のワイン イタリアで最高と評される - シネマトゥデイ

ヒトミ

えっ、スティングがそんなにスゴイワインをつくっているんですか!?
しかも、「シスタームーン」ってスティングの曲名ですよね。
すごいロマンチック!

【産地2】
品質の高いワインがそろう、ピエモンテ州

ピエモンテ州の地図

イタリアの北部に位置するピエモンテ州は、フィギュアスケーターの荒川静香さんが金メダルをとったオリンピック開催地「トリノ」があるところです。

イタリアの20の州の中で、DOC以上の格付けワインがもっとも多いのがこのピエモンテ州。
とくに有名なのが「王のワイン」と呼ばれる、イタリアを代表する最上級赤ワイン「バローロ」です。

このバローロ、もともとは、かつてイタリア統一前にピエモンテを支配していた貴族の御用達ワインでした。
その後イタリアが統一され、ピエモンテの貴族が初代国王になったことから「王のワイン」と呼ばれるように。

バローロは「ネッビオーロ」というブドウだけを使っており、しっかりとした深みのある味わいが特徴です。
「高級ワインだから、なかなか飲む機会がなさそう」と思う人がいるかもしれませんが、実は・・・!ファミリーレストランのサイゼリヤで飲むことができるんです!!
(参考元:サイゼリヤには極秘の"高級ワインリスト"がある-ぐるなび みんなのごはん

ヒトミ

サイゼリヤ、スゴすぎる・・・!!
ただ、安いだけじゃなかったのね・・・!!

また、ピエモンテ州では気軽に飲める白ワインもつくられています。
代表的なのは、スッキリした辛口ワイン「ガーヴィ」と、香りがよく甘口の「アスティ・スプマンテ」です。

白ワイン公爵

白ワインの話なら、この私、白ワイン侯爵におまかせあれ。
「スプマンテ」とは、イタリア語で「スパークリングワイン」のことを指すのさ。


イタリアワインを選ぶのなら、まずは産地で選ぶ。
トスカーナ州の赤ワインなら「キャンティ」と「スーパータスカン」。
そして、ピエモンテ州の赤ワインなら「バローロ」、白ワインなら「ガーヴィ」「アスティ・スプマンテ」と憶えておいてくださいね。

ちなみに、ワインの産地は、ボトルの裏ラベルに記載されていることが多いんです。

【選び方 その2】
ワインと同じ産地のイタリア食材に合わせて選ぶ

イタリア料理

イタリアワインに一番合う料理といえば、もちろんイタリア料理。
ピザやパスタと一緒に飲むと、相性バツグンです!

また、オリーブオイルともよく合うんです!
イタリアはオリーブオイルの生産量がスペインに次いで世界第二位。
イタリア料理の中には、オリーブオイルが使われている料理もたくさんあるんです。
よって、イタリアワインはオリーブオイルにも合うようつくられているってわけです。

私も家でイタリアワインを飲むときは、オリーブオイルで肉を焼いたり、お刺身にオイルをかけてカルパッチョ風にしたりしています。
油を変えるだけで、ワインとの相性がグッと良くなるんですよね~。

以前特集した以下の記事でも、オリーブオイルを使ってカンタンに作れるレシピを紹介しています。
イタリアワインのつまみに困ったらぜひチェックしてみてください。

もし、イタリアワインと料理のマリアージュをもっと楽しみたいという方は、それぞれのワインの産地を代表するイタリア料理と合わせることをオススメします。
なぜなら、ワインは本来、その土地のブドウで作る「地酒」だからです。

よって、イタリアワインは、日本の地酒みたいに、同じ土地の料理に合うようにできているんですよ。
以下にイタリアの各産地の名物料理や食材をまとめてみましたので、同じ産地のワインを飲むときの参考にしてください!

トスカーナ州 トリッパ(ハチノス)のトマト煮込み
ピエモンテ州 ゴルゴンゾーラチーズ、バーニャカウダ、リゾット
エミリア・ロマーニャ州 ラザニア、パルマ産生ハム、バルサミコ酢、ボロネーゼパスタ
カンパーニャ州 モッツァレラチーズ、マルゲリータピザ、アクアパッツァ

たとえば、私がエミリア・ロマーニャ州のランブルスコを飲むときは、ひき肉のボロネーゼパスタをよく合わせます。
重すぎないランブルスコが口の中の油っぽさをスッキリ流しつつ、ひき肉の旨みと赤ワインの渋みが絶妙のマリアージュを生み出し、とってもまろやかな味わいになるんですよ!

【選び方 その3】
代表的な二大ブドウ品種から選ぶ

先ほど、イタリア固有のブドウ品種を説明したときに取り上げましたが、イタリアならではのブドウ品種を試してみるのも、イタリアワインを楽しむ秘訣。

イタリアワインを飲むならまずはこれを押さえておきたい!という、イタリアらしい特徴のあるブドウ品種をふたつ、もう一度紹介しておきますね。

  • サンジョベーゼ

    イタリアでもっとも多く栽培されている黒ブドウの品種です。
    しっかりとした酸味とコクがあり、高級ワインからデイリーワインまで幅広くつくることができます。

  • トレッビアーノ

    イタリアでもっとも多く栽培されている白ブドウの品種です。
    フレッシュな酸味とフルーティな味わいが特徴。
    長期熟成には向かないため、カジュアルに楽しむデイリーワインに使われます。


いかがでしたか?
イタリアワインの楽しみ方がわかってきましたか?

ではここからは、編集部が実際に飲んで「これは美味しい!」とうなった、コスパ最強のイタリアワインを8つご紹介します!

今回もAmazonへのリンクを載せています。
ワインはそれぞれの味の違いを堪能するのも楽しみのひとつ。
もしご予算に余裕があれば、何本か選んで飲み比べてみることをオススメします!
(Amazonは安くワインが買える上、梱包も頑丈なので、私たちはいつもAmazonで買っています)

コスパ最強!オススメのイタリアワイン 8選

今回は「赤ワイン」→「白ワイン」→「赤のスパークリングワイン」→「白のスパークリングワイン」という感じで紹介していきますね!

オススメの赤ワイン 3選

この価格でこの華やかな香り!ザクロの実を思わせるフルーティな味わいがたまらない!「カザマッタ ロッソ」

カザマッタ ロッソ

カザマッタ ロッソ

  • 価格:¥1,490
  • 評価:4.0

トスカーナ州のミディアムボディワインで、ブドウはサンジョベーゼを使った一本。
グラスを鼻に近づけた瞬間に感じる、華やかな香りが特徴です。
ほんのりした甘味とフレッシュな酸味があり、ザクロの実を思わせるフルーティな味わいです。

※価格と評価は、2018年1月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

ヒトミ

後味がスッキリしていて飲みやすいです。
トマトソースを使ったパスタや、脂身の少ないステーキに合いますよ!

トスカーナ州が誇るキャンティの上品な一本!「レ・コルティ・ソチェタ・アグリコーラ キアンティ クラッシコ」

レ・コルティ・ソチェタ・アグリコーラ キアンティ クラッシコ

レ・コルティ・ソチェタ・アグリコーラ キアンティ クラッシコ

  • 価格:¥2,116
  • 評価:-

トスカーナ州が誇る赤ワイン「キャンティ」の中でも、伝統的な製法でDOCG(最高品質)ワインを作っている「キャンティ・クラッシコ」地区。
このキャンティはその地区でつくられています。

軽い飲み口で、甘味と渋みのバランスが絶妙なミディアムボディ。
樽をいぶしたようなスモーキーな香りとバニラのような香りがほんのり漂う上品な一本。

※価格と評価は、2017年6月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

イタリアを代表するピエモンテ州の「王のワイン」を飲もう!「バローロ テッレ デル バローロ 2011」

バローロ テッレ デル バローロ 2011

バローロ テッレ デル バローロ 2011

  • 価格:¥3,500
  • 評価:5.0

キャンティと並び、イタリアを代表するピエモンテ州のバローロ。
「王のワイン」の異名をとることは、前述しましたよね。

このバローロは、しっかりした渋みと酸味がありながら、口当たりはシルクのようになめらかでまろやか。
コーヒーのような濃厚な香りがあり、お肉に合わせるとワインの渋みがよりまろやかに、味わいはよりフルーティーに感じられます。
フルボディ初心者の人にもオススメです。

※価格と評価は、2017年6月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

ヒトミ

このワインは、牛肉のステーキや豚肉のピカタのような、濃い味つけの料理と合わせるのがオススメです!
食卓を豪華にしてくれる一本です。

オススメの白ワイン 2選

グラスに注げば花の香りが一気にフワーッと広がる!「ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ」

ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ

ピエロパン ソアーヴェ・クラッシコ

  • 価格:¥2,484
  • 評価:4.3

イタリア北部、ヴェネト州の辛口白ワイン。
色は美しい黄緑色をしていて、グラスに注ぐと花の香りが一気にフワーッと広がります。
フレッシュかつ軽い飲み口で、優しい酸味があり、魚料理全般に合います。

※価格と評価は、2018年1月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

普段ワインを飲み慣れない方でも飲みやすい!「ヴィッラヨランダ モスカートダスティ/サンテロ」

ヴィッラ ヨランダ モスカート ダスティ / サンテロ 750ML 1本

ヴィッラヨランダ モスカートダスティ/サンテロ

  • 価格:¥1,500
  • 評価:4.8

ピエモンテ州の白ワインで、フルーティーな甘みが強く、微炭酸も加わり、後味がスッキリしています。
普段ワインを飲み慣れない方でも飲みやすい一本。

甘口なので、チーズなど塩気のあるおつまみによく合います。
また、チーズケーキといったチーズ系スイーツとも相性がいいんですよ。

※価格と評価は、2017年6月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

オススメの赤スパークリングワイン 1選

女性にオススメ!ホームパーティーの乾杯にも最適な「タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ」

タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ

タヴェルネッロ ランブルスコ ロッソ

  • 価格:¥883
  • 評価:5.0

イタリア北部、エミリア・ロマーニャ州の微発泡甘口ワイン。
微炭酸が心地よく、ホームパーティーの乾杯に最適です。
軽い飲み口で、華やかな香りと、甘いベリーの優しい味わいがあり、とくに女性にオススメです。
ピザやスナックなどのカジュアルな食事にもよく合いますよ。

※価格と評価は、2018年1月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

オススメの白スパークリングワイン 2選

イタリアで初めてスパークリングワインをつくったワイナリーがつくる珠玉の一本!「ガンチア・ブリュット・スプマンテ」

ガンチア・ブリュット・スプマンテ

ガンチア・ブリュット・スプマンテ

  • 価格:¥1,274
  • 評価:4.2

スプマンテとはイタリア語でスパークリングワインのこと。
ピエモンテ州のワイナリー「ガンチア」は、1865年にイタリアで初めてスパークリングワインを作ったことで有名です。
こちらはスッキリした辛口のスパークリングワインで、リンゴの香りと、しっかりした炭酸が特徴。
辛口ですが、さわやかな甘味も感じられるんです。

※価格と評価は、2018年1月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

ヒトミ

生ハムやチーズなど塩っけのあるオードブルに合わせると、ワインに隠れたさわやかな甘みが増してきます。
しっかり冷やして飲むと最高ですよ!

ぜひクリームチーズを合わせてみてほしい!「サンテロ 天使のアスティ」

サンテロ 天使のアスティ

サンテロ 天使のアスティ

  • 価格:¥1,030
  • 評価:4.6

ピエモンテ州のスパークリングワインといえば「アスティ」が有名。
この「天使のアスティ」は、マスカットや春の花畑のような甘い香りがフワッとします。
口に含むと、蜂蜜のような濃厚な甘さと程よい炭酸が口の中に広がります。
シンプルなクリームチーズも、このワインとともにいただくと、高級チーズのような上品で奥深い味わいになるんです。
ぜひ試してみてください(^ ^)

※価格と評価は、2017年6月16日現在のAmazonの情報を引用しています。

ヒトミ

このワインは甘味が強いので、スイーツやドライフルーツとの相性がいいです。
料理を食べたあとのデザートと一緒に楽しむことをオススメします!


今回の記事はこれにてお開きです!

イタリアワインは本当にいろいろなワインがあるので、選ぶのがとっても楽しいワイン。
知れば知るほどワインの歴史の深みを感じられるでしょう。

ただ、イタリアワインを楽しむ場合は、いきなり本格的な一本を選ぶより、まずは飲みやすい軽めの赤ワインから始めて、少しずつ新しい味に挑戦してみることをオススメします!

ぜひ今回の記事を参考にして、あなただけのアモーレなワインを見つけてくださいね!

お相手は、元バーテンダーのヒトミでした。
チャオ~、チャオ・チャオ・チャオ・チャオ。

(余談ですが、イタリアの人は電話を切る際、「チャオ(ciao)」という別れの挨拶を何度も言いながら切る人が多いそうです。情の厚い国ならではの習慣ですね(^ ^))

この記事を監修してくれたワイン博士

出嶋邦彦
出嶋邦彦

(一社)日本ソムリエ協会認定 ソムリエ
wine bar & green tea cafe『水無月』オーナーソムリエ

昭和60年生まれ。31歳。石川県出身。
高校を卒業後、大阪にある辻学園TEC日調で、調理製菓を学ぶ。
芦屋のレストランのキッチンを経て、24歳でワインに興味を持ち、ソムリエを取得。
その後ワイン輸入会社でのインポーターを経験し、フランス料理レストランなどでソムリエとして勤務する。
2016年6月、神戸三宮にて『水無月』という屋号でワインバーを開業し、今に至る。
wine bar & green tea cafe『水無月』のFacebookページはこちら

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