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貴腐ワイン、それは蜜のように濃厚かつ複雑で、繊細な甘みのあるデザートワイン。
こんにちは。
美味しいワイン編集部の広江です。
貴腐ワインとは、貴腐菌という特殊なカビを用いて、ブドウの甘さを極限まで引き出したワインのこと。
「貴腐」という言葉は、「高貴なる腐敗」という意味を表しています。
というわけで今回は貴腐ワインの魅力と、飲み方のコツをご紹介します。
記事の後半では編集部オススメの貴腐ワインも紹介しています。
今すぐ貴腐ワインを見たいという方は、編集部が厳選した以下の3本をチェックしてくださいね。
編集部オススメの貴腐ワイン3選
編集部評価: 4.0
しっかり冷やした状態でもグラスに注ぐと花やパイナップル、アプリコットのような芳香があり、味わいは蜂蜜のように濃厚です。
編集部評価: 4.5
アプリコットやレーズン、香ばしいナッツのような香りに、ハチミツやメープルシロップのようなとろりとした甘みが特長。
編集部評価: 4.5
穏やかな樽香に、深く濃厚な香りと花や、アプリコット、メープルシロップ、はちみつのような複雑な味わい。
貴腐ワインとは、貴腐菌のついたブドウから造るコク甘のデザートワイン
貴腐ワインとは、貴腐菌という特殊なカビが付いたブドウで造られたワインです。
貴腐菌の作用で限界まで甘くなったブドウを使うため、複雑でコクのある極甘口。
主にデザートワイン・食後酒として楽しまれています。
貴腐ワインの特長は大きく分けて2つあります。
- 濃厚で複雑な甘さがある
- 手間がかかり希少性が高いので高価
それぞれの特長について、順に説明しますね。
【貴腐ワインの特長1】濃厚で複雑な甘さ
貴腐ワインは複雑でコクのある甘さが特徴です。
なぜそんなに甘いのかというと、貴腐菌の作用で限界まで甘くなったブドウを使って造るから。
貴腐ワインはセミヨンやリースリングなどの白ブドウに、一定の気候条件で、カビの一種である貴腐菌(ボトリティス・シネレア菌)がつきます。
貴腐菌がつくと、ブドウの皮に細かい穴があき、そこから水分が蒸発。
水分が蒸発したブドウの内部はひからびて、糖分が凝縮されます。
そのため、レーズンのようにあまーいブドウになるというわけなんです。
下の写真は、貴腐菌が付き始めたブドウです。
貴腐菌のついたブドウを「貴腐ブドウ」または「貴腐果」と呼びます。
(なかなか衝撃的な画像です・・・!)
(画像はサントリーさんから許可をもらってお借りしています)
貴腐菌というカビは、全世界にいて、条件がそろえばほぼすべての植物につきます。
そして、植物の病気である「灰色カビ病」の原因となってしまいます。
つまり、貴腐ワイン用のブドウ以外の農作物に貴腐菌がついた場合、害にしかならないんです・・・。
「じゃあ貴腐ワインを造るための貴腐ブドウも、灰色カビ病なのでは?」と思いますよね。
実は、貴腐ワインに使う貴腐ブドウは、貴腐菌以外の雑菌が繁殖しておらず、純粋に貴腐菌だけが繁殖しているという、とっても特殊な状態のブドウだけを選びます。
それに、貴腐菌がついているのはブドウの皮の周辺なので、菌が付いた部分は取り除いて、実の内部だけをワイン造りに使うので安全なんですよ。
【貴腐ワインの特長2】手間がかかり希少性が高いので高価
貴腐ワインは高価です。
なぜ高価なのかというと、普通のワインに比べてブドウの栽培、醸造のいずれの過程でも圧倒的な手間がかかるから。
というのも貴腐ワイン用のブドウが「貴腐ブドウ」になるためには、さまざまな条件が必要です。
たとえば、昼は乾燥して夜は湿度がそこそこ高いという特定の気候条件や、いい具合に貴腐菌が繁殖して貴腐ブドウになるための、緻密な栽培管理など。
さらに、貴腐ブドウはすべて手摘みし、実の内部だけを寄り分ける必要があります。
そのうえ、ブドウ自体がひからびた状態のため、1房のブドウからとれる果汁が通常より少なく、他のワインを造るときより多くのブドウが必要です。
しかも、ブドウの出来は気候に大きく左右されるため、年ごとの生産量がとても不安定。
だから貴腐ワインは手間がかかり希少性が高く、結果として高価になるのです。
貴腐ワインの最高峰ともいわれるフランスの「シャトー・ディケム」は、「1本のブドウの樹からできるワインは、たったグラス1杯分」とわれるほど希少性が高いのさ。
シャトー・ディケムが特別すぎるというのもあるが・・・。
貴腐ワインとアイスワインの違い
貴腐ワインのようなこっくり甘いデザートワインとして「アイスワイン」を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ドイツ、カナダ、オーストリアの特定の地域で造られたもののみ、「アイスワイン」と名乗ることが許可されています。
貴腐ワインとアイスワインの味わいの違いとして、アイスワインのほうが甘いだけでなくさわやかな酸味があります。
また、アイスワインは樹になったまま完熟して寒さで凍ったブドウから造ります。
寒い地域でブドウを栽培し、真冬になるまでブドウを収穫せずじっくりと熟すのを待ち、そのうち氷点下の寒さで凍ったブドウを手摘み!
太陽の出る日中は氷が溶けるので、なんと夜明けに収穫するんです・・・!
貴腐ワインとアイスワインでは造り方が全然違うんですね。
貴腐ワインの甘さの理由と、いかに貴重かということがわかったところで、次に貴腐ワインの飲み方をご紹介しましょう。
貴腐ワインの飲み方のコツ3つ
貴腐ワインは、濃厚な甘みがあるため、基本的に食後酒として少量だけ楽しむのが一般的。
食後酒を飲み慣れていない人は、「どうやって飲んだらいいの?」なんて疑問に思っちゃいますよね。
ということで、ここからは、貴腐ワインを最高に美味しく飲むためのコツを3つご紹介します。
貴腐ワインの飲み方3つ
- 冷蔵庫でよく冷やして飲む
- 極上のマリアージュを楽しむ
- 数週間かけてちびちび飲む
それぞれ詳しく説明していきますね。
1. 冷蔵庫でよく冷やして飲む
貴腐ワインは飲む数時間前には冷蔵庫に入れて、よく冷やして飲むのがベター。
貴腐ワイン独特の甘さをすっきりと楽しむことができます。
それに、グラスに少量を注いでちびちび飲むうちに、グラスの中のワインの温度が上がり、徐々に香りがたってくるのも楽しみ方のひとつ。
また違ったワインの表情を楽しめます。
2. 極上のマリアージュを楽しむ
貴腐ワインの甘みは複雑な旨味がたっぷり。
そのため、おつまみや料理と合わせることで極上のマリアージュに出会えます。
貴腐ワインに合わせるものは、甘いものや、塩辛いもの、スパイシーなものがオススメです。
具体的にはイチジクなどのドライフルーツ、チョコレート、ブルーチーズなどの濃いめの味わいのチーズ、いちごや冷凍ラズベリーなど。
意外な組み合わせとして、「梅干し」「おかき」「わさび味の柿の種」「カレー」「スパイシーなアジアン料理」などがあるのさ。
さらには、バニラアイスに貴腐ワインを垂らすという贅沢なマリアージュも・・・!
美味しいワイン編集部でも試したところ最高でした・・・!
貴腐ワインによっても味わいが違うので、いろいろ試してみると、あなただけのマリアージュを発見できるかもしれません。
ちなみに、ワインとおつまみのマリアージュの基本は、「味の方向性を合わせること」と「正反対の味わいを合わせること」です。
こちらのワインの基本についての記事でも紹介しているので、気になる方はチェックしてくださいね。
3. 数週間かけてちびちび飲む
普通のワインは、一度抜栓すると美味しく飲めるのは数日。
ですが、貴腐ワインは冷蔵庫に保管しておくことで、抜栓して2週間から1か月くらいは美味しく飲めるんです。
なぜなら普通のワインより糖度が高いため、酸化による劣化スピードが遅いからです。
抜栓してから冷蔵庫に入れるときは、できるだけ「ワインストッパー」を使うことをオススメします。
ワインストッパーは、専用のポンプでワインの瓶内の空気を抜いて真空に近づけられるので、ワインの酸化スピードを抑えることができます。
普通のワインにも使えますし、繰り返しずっと使えるのでひとつあると非常に便利ですよ。
そろそろ貴腐ワインが飲みたくなってきたところで、貴腐ワインの代表格!世界3大貴腐ワインを押さえておきましょう。
世界3大貴腐ワイン
貴腐ワインの世界3大産地はハンガリー・フランス・ドイツ
貴腐ワイン造りには、貴腐ブドウを栽培できる気候条件がカギといっても過言ではありません。
というわけで貴腐ワイン世界3大産地は、貴腐ワインを造るのに適した気候条件がそろう以下の地域です。
- ハンガリーのトカイ地方
- フランスのソーテルヌ
- ドイツのライン川流域
それぞれの地域ごとに簡単に紹介していきますね。
貴腐ワインの世界3大産地『ハンガリーのトカイ地方』
「トカイ」は貴腐ワインの起源といわれています。
トカイの貴腐ワインには、品質を守るための独自の規格があります。
その規格により、貴腐ブドウだけで造る貴腐ワインを「トカイ エッセンシア」、貴腐ブドウ以外のブドウも混ぜて造る貴腐ワインを「トカイ アスー」といいます。
「トカイ アスー」でも十分美味しいのですが、「トカイ エッセンシア」はさらに濃厚で複雑な甘みを感じることができます。
また、トカイの貴腐ワインには、過去に「プットニョシュ」という残糖度によるランク付けがありました。
数字は3~6まであり、数字が高いほど残糖度が高く甘くなっています。
ただ、このプットニョシュのランク付けは既に廃止になっていて、過去に造られたものだけが市場に残っている状態です。
なのでトカイワインの名前にこのような数字をみたら、「あ、残糖度のランク付けだな」くらいに思ってくださいね。
記事後半でもこのトカイの貴腐ワインを紹介します。
貴腐ワインの世界3大産地『フランスのソーテルヌ』
フランスのボルド―地方の一角である「ソーテルヌ」は、世界最高の貴腐ワインの産地といっても過言ではありません。
ソーテルヌには、数十年という長期熟成に向く高品質な貴腐ワインが多いことで有名です。
そのトップに君臨するのが「シャトー・ディケム」。
なんと、この貴腐ワインは100年以上も飲める状態で熟成できるのです。
数年前にイギリスのオークションで、200年前のヴィンテージのシャトー・ディケムが1本約1,000万円で落札されました。
そんなプレミアがつくほど、その価値が認められているんですよ。
200年前の白ワインに史上最高値、英国(AFPBB News)
ほかのソーテルヌの貴腐ワインには数千円から買えるものもたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。
この記事でものちほど紹介します。
貴腐ワインの世界3大産地『ドイツのライン川流域』
ドイツの主な貴腐ワインの生産地は、ライン川流域です。
トカイやソーテルヌに続き、ドイツの貴腐ワインの産地といえば「トロッケンベーレンアウスレーゼ」と聞いたことがあるかもしれませんが、実は地方の名前じゃないんです。
トロッケンベーレンアウスレーゼとは、ドイツのワイン法で決められた格付けのうちのひとつで、甘口ワインの最高ランクを表します。
というのも、ドイツの格付けでは、ワインを造るときのブドウ果汁の糖度によるランク付けがあるんです。
格付けの仕組みはとっても複雑なので、今回はこのへんにしておきますね(^^)
日本にも高品質な貴腐ワインがある!
貴腐ワインは、上記世界3大産地以外でも造られていて、なんと日本産の貴腐ワインもあるんです。
その代表が、山梨県のサントリー登美の丘ワイナリーの貴腐ワイン。
登美の丘ワイナリーの貴腐ワインは、1978年に日本で初めて発売された貴腐ワイン。
以来、技術の発達と生産者の努力により、今ではとても高品質になっています。
日本は湿度が高いため、ヨーロッパと比べると、貴腐ブドウの栽培や醸造がとっても難しいんです。
そのため、気候に恵まれて、いいブドウが採れた年にしか造れないので、すごーく貴重なんですよ。
ちなみに山梨の他のワイナリーや、北海道のワイナリーでも貴腐ワインを造っているのさ。
美味しいワイン編集部おすすめの貴腐ワイン7選
お待たせしました。
それでは美味しいワイン編集部おすすめの貴腐ワインを7本紹介します。
世界3大産地だけでなく、日本やほかの国の貴腐ワインもピックアップしているので、ぜひぜひチェックしてくださいね!
1. パイナップルや花の香りがふんわり広がる『クラッハー トロッケンベーレンアウスレーゼ』
クラッハー トロッケンベーレンアウスレーゼ
(2023年10月20日 14:20時点のAmazonの価格)
生産地 | オーストリア | ブドウ品種 | シャルドネ リースリング |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | パイナップル/蜂蜜/白い花 |
味わい | 甘口 | 合う料理 | チーズ/フルーツ |
187mlと少ない量で手頃な値段で本格的な貴腐ワインが楽しめるので、貴腐ワイン初心者には特に嬉しいです。
トロリとした琥珀色で、パイナップル、アプリコット、花のような清らかでロマンティックな香りがふんわりと広がります。
冷蔵庫でしっかり冷えた状態でも、こんなに香りがするなんて!と驚くでしょう。
味わいは蜂蜜やメープルシロップのような濃厚な甘みがあります。
アルコール度数は10.5%と普通のワインよりは控えめ。
買ってから自宅セラーで熟成させなくても、すぐに飲んで美味しいように造られています。
2. 伊勢志摩サミットでも提供された国産貴腐ワイン『登美 ノーブルドール』
登美 ノーブルドール
(2023年10月20日 14:20時点のAmazonの価格)
生産地 | 日本 | ブドウ品種 | リースリング・イタリコ |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | 蜂蜜/ナッツ/マンゴー |
味わい | 甘口 | 合う料理 | ナッツ/フルーツ |
伊勢志摩サミットで提供され、世界にその高い品質の評判が広まった、国産の貴腐ワイン。
ボトルを開けた瞬間から、アプリコットやレーズンなどの濃厚な果実や香ばしいナッツのような香りが立ち上ります。
上品な口当たりで、ごくごく少量でも、ハチミツや綿菓子、メープルシロップのような甘みが感じられます。
じんわりと奥歯に染みわたり、ゆったりとした余韻が続きます。
3. メープルシロップのようなかぐわしさ『トカイ・クラシック』
トカイ・クラシック
(2023年10月20日 14:20時点のAmazonの価格)
生産地 | ハンガリー | ブドウ品種 | フルミント リポヴィナ イエローマスカット |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | りんご/蜂蜜/パイナップル |
味わい | 甘口 | 合う料理 | チーズ/フルーツ |
世界三大貴腐ワインの一つ、「トカイ」のワイン。
その昔ルイ14世は献上されたトカイワインを「ワインの王にして、王のワインである」と絶賛したと伝えられています。
赤みのかかった琥珀色が特長。
熟したリンゴやハチミツのような甘い香りに、果実の優しい酸味とコクのある甘みのバランスが最高です。
イチジクやレーズンなどコクのあるドライフルーツと特に相性がいいです。
編集部で試飲したこのワインは、残糖度のランク付けの中では「6プットニョシュ」と高いランクです。
4. 飲みやすくエレガントな甘み『ドメーヌ・デクスペール ソーテルヌ』
5. フルーティーでふんわりした甘み『ゲゼルマン トロッケンベーレンアウスレーゼ』
6. 名実ともに貴腐ワインの最高峰『シャトー・ディケム』
シャトー・ディケム
(2023年10月20日 14:20時点のAmazonの価格)
生産地 | フランス | ブドウ品種 | セミヨン ソーヴィニョン・ブラン |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | 樽/蜂蜜/白い花 |
味わい | 甘口 | 合う料理 | チーズ/フルーツ |
ソーテルヌ地区の超甘口白ワイン。
1本のブドウの樹から、たったグラス1杯のワインしかつくらないと言われる、希少な貴腐ワインです。
超人気ワイン漫画、神の雫にも登場します。
穏やかな樽香に、深く濃厚な香りと花や、アプリコット、メープルシロップ、はちみつのような複雑な味わい。
ほんのひとくちでも、濃厚な味わいが口いっぱいに広がり、長い余韻があります。
7. 豊かな甘みと酸味のチリのデザートワイン『サンタアリシア レイト・ハーベスト』
サンタアリシア レイト・ハーベスト
(2023年10月20日 14:20時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | マスカット・オブ・アレキサンドリア |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | マンゴー/白い花/蜂蜜 |
味わい | 甘口 | 合う料理 | チーズ/フルーツ |
1,500円前後と手頃な価格のチリのデザートワイン。
マスカットやマンゴー、花のような香りがあり、フルーティーな酸味と甘みが絡み合う絶妙な味わい。
このワインは貴腐ブドウを使っていますが、レイトハーベスト(遅摘みという意味)とボトルに記載があるように貴腐ワインと言い切るには微妙なところ。
ですが、デザートワインの入門編としてはぜひ試してほしい、豊かな甘味が特長です。
もっとオススメのワインを知りたい方へ
美味しいワインでこれまでレビューしたオススメのワインを、ひとつのページにまとめました。
貴腐ワインは偶然の産物
カビのついたブドウを使ってワインを造るなんて、ものすごい発見ですよね。
実は、貴腐ワインは偶然できたものだったのです。
ということで、さいごに貴腐ワインができた歴史をご紹介します。
17世紀頃、ハンガリーのトカイ地方で、オスマン帝国の侵略がありました。
その侵略から逃れるため、村の住民はトカイから別の場所に避難しました。
その間にワイン用のブドウの収穫時期が過ぎてしまいました。
避難から戻ったワインの造り手たちは「収穫時期が過ぎてしまったからといって、ブドウを捨てるのはもったいない!」とあきらめきれず、そのブドウを使ってダメもとでワインを造りました。
すると、なんとも風味豊かな甘い極上のワインができたのです!
おそらく偶然、そのブドウに貴腐菌がうまい具合に付いていたのでしょう。
それが貴腐ワインのはじまりといわれています。
そのとき彼らがもしブドウを捨てていたら貴腐ワインは誕生しなかったかもしれません・・・。
ちなみに、ドイツでも同じ頃、収穫時期の遅れたブドウを使ったワインを造っていて、それも貴腐ワインの起源となったといわれています。
そんなこんなで貴腐ワインを飲みたい気分になってきたでしょうか。
お相手は美味しいワイン編集部の広江でした。
See you!
ところで、この美味しいワインというサイトでは、これまでに色々なワインを紹介してきた。
200以上のワインを厳選してきたね。
それらのワインがひとつの記事にまとまっているといいんだけど・・・。
そう言うかと思って、私がまとめてみたわ。
以下の記事を見れば、美味しいワイン編集部がオススメするワインが一覧でチェックできるのよ。
それが、こちら!
この記事を監修してくれたワイン博士
(一社)日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
(一社)日本ワイン協会認定 日本ワインマスター
NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定チーズプロフェッショナル。
(一社)日本ソムリエ協会主催の第9回(2013年)全国ワインアドバイザー選手権大会準優勝。
サントリーワインインターナショナル(株)スペシャリスト。
年間3,000種類超のワインをテイスティングし、お小遣いのすべてをワインに投じる徹底したワイン愛好家。
好きなワインは、酸味のある白と軽い赤。
ヤギ乳製チーズをこよなく愛し、通称"ヤギ原"とも呼ばれる。