コスパ抜群おすすめのスパークリングワイン17選とシャンパンとの違い

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シュワシュワ～！という泡の音とともに「乾杯！」の掛け声。
グラスには、きらめく泡とともに、かぐわしい香りが広がる。
それは、スマートでエレガントなスパークリングワイン！

スパークリングワインとは、発泡性のワインの総称。
どんな料理にも合い、万人受けして飲みやすく、美しい泡がテーブルを華やかに彩ってくれます。
また、飲む人の好みがわからなかったり、パーティーなどで好みがバラバラでも、はずす心配が少なく、粋な手土産・プレゼントとしてもぴったり！

でもスパークリングワインと一口にいっても味わいや価格もさまざまで、どう選べばいいか迷うもの。
そこでこの記事では、「シャンパンとスパークリングワインってどう違うの？」といった基本から、実際にワインを選ぶときに役出つシーン別の選び方やおすすめのスパークリングまで紹介します。

後半では、美味しいワイン編集部イチ押しのスパークリングを一挙紹介！
その前に、コスパ最強のおすすめスパークリングを3本、先にお見せしちゃいますね。

美味しいワイン編集部おすすめのスパークリングワイン3選

スパークリングワインとシャンパンの違いは？

まずは、気になるスパークリングワインとシャンパンの違いをお話しましょう。
スパークリングワインとは、炭酸を含んだワインの総称です。

そして実は、シャンパンは、スパークリングワインの一種。
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で、フランスの「ワイン法」の厳しい基準に沿って造られたスパークリングワインだけを指します。

「ワイン法」とは、ワインの品質と伝統を守るために策定されているもので、生産地や醸造方法、使用するブドウの種類など厳しい基準があります。
特にシャンパンは、高品質であることを守るため、最も手間と時間のかかる伝統的な造り方をすることが定められています。
だから、シャンパンは高価になる傾向があります。

そして、ワイン法の厳しい基準をクリアしたワインだけが「CHAMPAGNE（シャンパーニュ）」と表記でき、基準を満たしていないワインや他の国のワインは「CHAMPAGNE」と表記することはできません。

つまり、シャンパンが欲しい場合は、上記の画像のように「CHAMPAGNE」と書かれたワインを選べばいいのです。
シャンパンについてもっと知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

シャンパン特集を見る

この記事では、シャンパンだけでなく、もっと気軽に飲める世界各国のスパークリングワインを紹介しています。
続いて詳しくみていきましょう。

シャンパン以外の特別なスパークリングワインの名称

フランスのシャンパン以外にも、特別な名称がついている有名なスパークリングワインがあります。
たとえばスペインのカバ（CAVA）やイタリアのプロセッコ（Prosecco）、フランスのクレマン（Crémant）は、日本のレストランのメニューでもよく見かけます。
選ぶときに迷ったら、これらの名称の付いたワインを目安にしてもよいでしょう。

国	スパークリングワインの総称	さらに細かい種類の例
イタリア	スプマンテ	プロセッコ （Prosecco）
フランス	ヴァンムスー	クレマン （Crémant） シャンパン （Champagne）
スペイン	エスプモーソ	カバ（CAVA)
ドイツ	シャウムヴァイン	ゼクト（Sekt）

辛口のスパークリングで手軽な価格のプロセッコは、世界でも大人気です。
すっきりとした辛口のワインが好きな方は、プロセッコの特集記事もぜひチェックしてください。

イタリアのスパークリング「プロセッコ」特集を見る

スパークリングワインの選び方

スパークリングの選び方といっても、意識するべきは「利用シーン」だけ！
スパークリングワインはどんな料理にも合い、アルコール度数も赤ワインや白ワインに比べると低めで飲みやすく、万人受けします。
だから、どのワインを選んでも大きくはずす心配が少ないんです。

そのため、「利用シーン」を意識してワインを選べば、喜んでもらえること間違いなし！

それではさっそく、選び方をご紹介します。

お祝い・プレゼント・パーティー用のスパークリングワインの選び方

【選び方1】お祝いやプレゼント、カジュアルなパーティー用ならヨーロッパのスパークリングを選ぶ

お祝いやプレゼント、少しフォーマルなパーティー用なら、生産地がヨーロッパ諸国のスパークリングがおすすめです。

たとえば、フランスやイタリア、ドイツやスペインなどを指します。
シャンパンより手軽な価格で、シャンパンと同じくらい上質なスパークリングもたくさんあります。

特別感を印象づけたいなら、目を引くオシャレなデザインや、箱付きのギフト用のスパークリングを選びましょう。
場の華やかさが増して、話題にもできるので喜ばれます。

この記事後半でも、オシャレなデザインのワインを紹介していますよ。

また、ワイン初心者が多そうなパーティーの場合は、【中辛口】や【甘口】のスパークリングもおすすめ。
さわやかな甘みがあり、辛口よりさらに飲みやすく、乾杯のお酒にぴったりです。

【選び方2】少しフォーマルなパーティーや高めの予算があればシャンパンを選ぶ

結婚祝いや開店祝いなど、5,000円、1万円以上など少し高めの予算がある場合は、シャンパンを選びましょう。
シャンパンというと数万円など高価という印象があるかもしれませんが、実は5,000円前後のものもあるんですよ。
それにシャンパンはお祝いのイメージが強いお酒です。

また、シャンパンには豪華な装いのギフトボックス付のものもあり、フォーマルなプレゼントにはぴったり。

ちなみに、シャンパンに関するこぼれ話をご紹介しましょう。

実は、スイスにも、フランスのシャンパーニュ地方と同じ、シャンパーニュという小さな村があり、その村のパン屋さんが店のビスケットに「シャンパーニュ産」と記して販売していました。
すると、フランスの裁判所から「シャンパーニュ」という名称を使わないように！と怒られてしまったそう・・・。
この一件はいろいろと物議をかもしましたが、それぐらい、フランスではシャンパンを唯一無二のブランドとして大切にしているのです。
（参考：AFP通信 AFP BroadBand News）

編集部おすすめのスパークリングワインを今すぐ見る

家飲み用のスパークリングワインの選び方

家飲み用なら、チリやオーストラリア、南アフリカなどのスパークリングがおすすめです。
1,000円前後など手軽な価格のものも多く、わかりやすい味わいで、飲み応えがあるものが多いのが特徴です。

スパークリングワインは一度抜栓すると、炭酸が抜けていくため、できるだけ早く飲みきりたいところ。
遅くとも翌日には飲みきるほうがよいでしょう。
そのため、手軽な価格のほうが気軽に楽しめるのです。

また、スパークリングは辛口が多いですが、中辛口や甘口の味わいでも、幅広い食事に合います。

ちなみに、手頃な価格の安旨ワインを集めた特集記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

安旨ワインの特集を見る

それでは、いよいよ編集部イチ押しのオススメのスパークリングワインを紹介します！
すべてのワインは試飲して美味しいものだけを厳選しました。

おすすめのスパークリングワイン17選

辛口のスパークリングワイン 12選

甘口のスパークリングワイン 5選

スパークリングワインの飲み方・楽しみ方

気になるワインは見つかりましたか？
スパークリングワインは気軽に楽しめるワインではあるものの、いくつかコツを押さえるともっと美味しく飲めるんですよ。

そこで、より美味しくスパークリングワインを飲むための、保存方法やグラスの選び方に関する豆知識をご紹介します。

スパークリングワインの保存方法と飲み頃

ワインには消費期限の記載がありません。
どれくらい保つかというと、開栓前のスパークリングワインは、銘柄によりますが、以下のような場所で適切に保管すれば数年は美味しく飲めます。

このような場所がなければ、早めに飲むことをおすすめします。

また、スパークリングを飲む際は、冷蔵庫で3時間ほど冷やしましょう。
冷やしてから抜栓すると、炭酸の抜けも遅くなります。
いちど抜栓したら、遅くとも翌日には飲みきるとよいでしょう。

ただし抜栓後、市販のシャンパンストッパーで栓をすると、炭酸が抜けたり酸化したりするスピードを遅くできるので、2～3日は保存できます。

また、抜栓後、グラスに注ぐたびに冷蔵庫に戻すのが面倒だ、という場合は、冷えた状態をテーブル上で保てるシャンパンクーラーを使うと便利です。
繰り返し使えるのでお財布にも優しいですよ。

スパークリングワインを楽しむワイングラス

スパークリングワインは、フルートタイプという細長いグラスに注ぐのが一般的です。
フルートグラスは、炭酸が抜けるのを最小限に抑えてくれるほか、フツフツと美しい泡の動きを楽しめるのも魅力。

また高価格帯のシャンパンには、シャンパングラスというもっと膨らみのあるグラスが適します。
もしギフトであれば、シャンパングラスがセットになっているものも検討してみましょう。

ちなみにワイングラスを特集している記事もあるので、興味のある方は見てみてくださいね。

ワイングラス特集を見る

スパークリングワインの開け方

パーティーに持参したスパークリングワインは、スマートに開けたいところ。
ここでは、写真を使ってわかりやすく抜栓のコツを紹介します。

ちなみに、抜栓時にワインボトルをテーブルにドン！と勢いよく置いたり、振ったりすると、その衝撃で抜栓すると同時にワインが噴き出すことがあるので、そっとテーブルに置きましょう。
また、十分冷蔵庫で冷やしておくことも重要です。

さいごに

いかがでしたか。
スパークリングは楽しみやすいワイン。
料理を選ばないので、普段の家飲みでも、複数人と飲むときも、ギフトにも超万能型のワインなんです。
スパークリングワインを選ぶのも、飲むのも、一緒に楽しんでくださいね。

ついでにシャンパンをもっと知りたくなった方はこちら！

シャンパン特集の記事を見る

またお会いしましょう！
「美味しいワイン」編集部の伊藤でした！