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こんにちは! 美味しいワイン編集部の松尾です。
前回の記事の「ワインに合うレシピ」があまりにも美味しすぎて、ほぼ毎日作ってたら2キロほど太った今日この頃。
・・・さて、今回はチリワイン!
チリワインとは、その名のとおり、チリで造られたワイン。
チリは南アメリカに位置する国で、実はチリの風土はワインの原料、ブドウの栽培にとても向いていて、コスパのいいワインが多く造られています。
おまけに日本はチリとの経済協定を結んでいるので、ワインの関税がゼロ。(記事後半で詳しく説明しますね)
それもあって2015年以降、ワインの輸入量はチリがNo.1!
実は日本で出回っているワインは、2020年まではフランスよりチリのほうが多いんです。
それだけ日本でもチリワインは人気があるのですね。
(参考元:総務省統計局)
今回は、そんなコスパ抜群のオススメのチリワイン16本を紹介し、後半ではチリワインがコスパがいい理由と、ワイン初心者におすすめ理由を掘り下げます!
数百円から2,000円台で飲めるオススメのチリワイン16選
まずは、ワイン初心者の方でも気軽に試せる、数百円~2,000円の美味しいチリワインを厳選しました。
もちろん、初心者の方だけでなく、日頃からワインを飲んでいる人でも楽しめるものばかりです。
「安旨ワインを探している」という人も、ぜひチェックしてくださいね。
オススメのチリの赤ワイン8選
1. フルーティーさにかすかに炭のような香ばしさ「エコ・バランス カベルネ・ソーヴィニョン」
2. 濃厚な果実味「エスト レセルヴァ カベルネソーヴィニヨン」
エスト レセルヴァ カベルネソーヴィニヨン
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | ブラックチェリー/ラズベリー/イチゴ |
味わい | フルボディ | 合う料理 | トマト料理/生ハム |
グラスに注ぐとキャラメルのような甘い香りがあり、グラスを回してスワリングするとふわっと薔薇の花のように開きます。
味わいは甘くなく、チェリーやカシス、木苺のようなしっかりした酸味と、深い場所にある土のようなニュアンスと心地よい渋みがあります。
フルボディというより、ミディアムよりで飲みやすいです。
豚肉料理やトマト料理、生ハムやオリーブなど塩気の強いオードブルと特によく合います。
3. カシスやバニラのような濃厚さ「コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン」
コンチャ イ トロ カッシェロ デル ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | カシス/ブラックチェリー/チョコレート |
味わい | フルボディ | 合う料理 | ステーキ/チーズ |
カベルネ・ソーヴィニヨンを使用したフルボディの赤ワイン。
カシスのような赤い果実とバニラを感じさせる香りがします。
ふくよかでエレガントな味わいで、飲んだ後の余韻が長く続くのが特長です。
牛の赤身肉やチーズと相性がとってもいいです。
ケーキやフルーツなどの甘いものと食べても合うんですよ。
4. フレッシュさと奥行きのバランス「サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド」
サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | カルメネール プティ・ヴェルド |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | カシス/コーヒー/プラム |
味わい | フルボディ | 合う料理 | ステーキ/ハンバーグ |
このワインは、日本人の味覚に合うように開発された日本限定発売のチリワイン。
カシスやブラックチェリーのコンポートのような果実の香りとともに、コーヒーやチョコレートのニュアンスも感じられます。
厚みのある果実味と、存在感のあるタンニンが特長のしっかりした味わい。
重厚感があるワインなので、肉料理全般に合います。
日本人向けに開発されただけあって、唐揚げや焼き鳥などの定番料理との相性はバツグンです。
5. 華やかな果実感「ラポスト―ル カベルネ・ソーヴィニヨン」
ラポスト―ル カベルネ・ソーヴィニヨン
(2023年12月15日 11:50時点の楽天市場の価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | コショウ/カシス/プラム |
味わい | ミディアムボディ | 合う料理 | トマト料理/ステーキ |
樽由来のスモーキーな香りや赤い花のような香りがふんわりあります。
味わいはさわやかで、プラムなど赤い果実のようなフルーティーさ、黒コショウのようなスパイシーさがあります。
あとからスモーキーでジューシーな渋みがじわりと顔をもたげます。
特にトマトソースを使うイタリア料理や、甘くないソースのがっつり系の肉料理と相性がいいです。
このワイナリーでは、オーガニックにもこだわり、土壌やブドウそのものにもやさしいサスティナブルなワイン造りを行っています。
6. スパイシーな大人気ワイン「モンテス・アルファ メルロ」
モンテス・アルファ メルロ
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | メルロ |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | ブラックチェリー/コショウ/プラム |
味わい | フルボディ | 合う料理 | ステーキ/和食 |
メルロを使用したフルボディの赤ワインですが、ミディアム寄りで飲みやすいです。
ブラックチェリー、ブラックペッパー、チョコレート、バニラなど、豊かで複雑な香りがします。
タンニンがやわらかく、ピュアな果実味が味わえるのが特長です。
また、舌触りがとてもなめらかで、後味がエレガント。
ステーキのような洋風のボリューミーな料理はもちろん、ウナギの蒲焼きや牛しゃぶといった日本料理と一緒に飲んでもピッタリ合います。
7. 果実感とスモーキーさが同居する「コノスル ビシクレタ ピノノワール ヴァラエタル」
コノスル ビシクレタ ピノノワール ヴァラエタル
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | ピノ・ノワール |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | イチゴ/ブラックチェリー/すみれ |
味わい | ミディアムボディ | 合う料理 | チキン/トマト料理 |
ラベルの自転車が目印です。
イチゴやチェリー、プラムを思わせる鮮やかな香りに、木のような、スモーキーのような香りが混じり合い、素朴な香りがします。
酸味とタンニンのバランスがよく、豊かな味わいが特長。
また、後味にはかすかにスパイシーさが感じられます。
鶏肉のローストのような肉料理や、トマトソースのパスタと相性がピッタリです。
8. 奥ゆかしさが魅力「ロス ヴァスコス カルメネール グランド レゼルブ」
ロス ヴァスコス カルメネール グランド レゼルブ
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | カルメネール |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | 薔薇/ブルーベリー/プラム |
味わい | フルボディ | 合う料理 | 揚げ物/焼き鳥 |
カルメネールというブドウ品種を使っていて、カベルネソーヴィニヨンとはまた違う味わいを楽しめます。
薔薇やブルーベリーのような華やかな香りに、タバコ、森林、草原、コーヒーのようなスパイシーでスモーキーなニュアンスがあります。
奥ゆかしい渋みもしっかりあり、余韻が長く続き、飲みごたえがあります。
肉料理に特に合います。
このワイナリーはフランスのボルドーで格付け1級のシャトーが手がけており、品質には定評があります。
オススメのチリの白ワイン5選
9. 手軽なのにトロピカルで複雑な香りがある「アロモ シャルドネ プライベート リザーブ」
10. コノスル オーガニック ソーヴィニヨン・ブラン
11. リンゴやハーブのような香り「ロスヴァスコス ソーヴィニヨン・ブラン」
12. 草原やグレープフルーツのニュアンス「エスト レセルヴァ シャルドネ」
13. 華やかな香りですっきりした甘み「サンタアリシア レイト・ハーベスト」
サンタアリシア レイト・ハーベスト
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | マスカット・オブ・アレキサンドリア |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | ハチミツ/薔薇/りんご |
味わい | 甘口 | 合う料理 | ナッツ/フルーツ |
白ブドウの1種である「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使用した甘口ワイン。
マスカットの香りの中に、ハチミツや花のニュアンスが混ざり、とってもエレガント。
甘さの中にほどよい酸味が感じられる、絶妙なバランスの味わいです。
食前酒はもちろん、食後酒にもピッタリ。
また、フォアグラのような濃厚な味わいの料理と一緒に食べても、料理に負けない存在感があります。
オススメのチリのスパークリングワイン2選
14. どんな料理にも合う辛口スパ-クリング「エスパス・オブ・リマリ・ブリュット・スペシャル」
エスパス・オブ・リマリ・ブリュット・スペシャル
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | シャルドネ ピノ・ノワール |
---|---|---|---|
種類 | スパークリングワイン | 香り | グレープフルーツ/ミント |
味わい | 辛口 | 合う料理 | 和食/寿司 |
グレープフルーツやリンゴ、レモンのような果実感のある、フレッシュなスパークリング。
ハーブのようなニュアンスもほのかにありどこまでキリッとした辛口で、しっかりした炭酸とあいまってどんな料理、おつまみにも合う万能選手です。
特にお寿司や刺身をはじめとした和食と相性がいいです。
冷蔵庫で3、4時間しっかり冷やしてから飲むのがオススメです。
15. 柑橘系の香りがさわやか「バルディビエソ ブリュット ビーニャ NV」
バルディビエソ ブリュット ビーニャ NV
(2023年12月15日 11:50時点のAmazonの価格)
生産地 | チリ | ブドウ品種 | シャルドネ ピノ・ノワール |
---|---|---|---|
種類 | スパークリングワイン | 香り | シトラス/りんご |
味わい | 辛口 | 合う料理 | 揚げ物/焼き鳥 |
シャルドネとピノ・ノワールの辛口のスパークリングワインです。
さわやかな柑橘系の香りの中に、青リンゴや白い花のニュアンスが感じられます。
きめ細やかな泡と、キリッとした酸味のある味わいが特長です。
クセがなく、どんな料理にも合わせやすいのがポイント。
ビールに合う料理とはだいたい相性がよく、たとえば唐揚げのような料理とピッタリです。
オススメのチリのロゼワイン1選
16. スパイシーさと親しみやすいフルーティーさ「サンタ・ヘレナ アルパカ ロゼ」
もっとオススメのワインを知りたい方へ
美味しいワインでこれまでレビューしたオススメのワインを、ひとつのページにまとめました。
次に「チリワインがなぜコスパ抜群なのか?」の理由を説明します。
「チリワインは安すぎて信用できない」と思っているあなたも、読めば納得がいくかもしれません・・・!
なぜチリワインってコスパ最強なの?チリワインが安くて美味しい理由3つ
チリワインがコスパがいい理由は主に以下の3つです。
■チリワインが安くて美味しい理由 3つ
- チリはブドウ栽培に適した自然環境だから
- 「チリ→日本」の輸入にかかる関税がない
- チリは人件費が安いので、生産コストが安い
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.チリはブドウ栽培に適した自然環境がある
自然環境が保護された国立公園がたくさんあるチリ。
チリといえば、イースター島のモアイ像や、パタゴニアのパイネ国立公園が有名です。
そして、そんなチリは、日照時間が長く、雨が少ない環境にあります。
実はこの日照時間の長さがチリワインの美味しさにつながっています。
なぜなら、日照時間が長いと、ワインに使うブドウの熟度が上がり、ワインに向いた高品質のブドウができるからです。
さらには、ブドウは雨に打たれると品質が劣化してしまいますが、チリは年間を通じて雨が少ないので、品質劣化の心配が少ないです。
まさに、ワインに愛されし国なのです。
そしてさらには、チリは地形的にほかの国から孤立しています。
そのおかげで、過去に世界中のブドウ栽培に大きな被害を及ぼした害虫が侵入しなかったのです。
その害虫は、ブドウの根に寄生して樹を枯らせるワインの天敵で、とくにヨーロッパ系の品種のブドウは壊滅的な被害を受けました。
そこで、ヨーロッパなどでは害虫に強い別の品種の樹にヨーロッパ系の樹を接木(つぎき)する形で難を逃れたのです。
しかし、チリはその害虫の被害に合っていないので、かつてヨーロッパから持ち込まれた苗木を接木せずに今でも栽培している貴重な国なんですよ!
(参考元:図解 ワイン一年生 (SANCTUARY BOOKS))
こうした優れた気候や風土のおかげで、チリでは安定してワイン用の高品質のブドウを栽培できるというわけです。
2.「チリ→日本」の輸入にかかる関税がない!
続いて、輸入にかかる税金についてのお話です。
記事の冒頭でも少しお話しましたが、チリと日本は、ふたつの国の間で「EPA(経済連携協定)」という協定を結んでいます。
このEPAとは、"Economic Partnership Agreement"の略で、カンタンに説明すると、「チリと日本の間でのモノの輸出入にかかる関税をなくそう!」という取り組みのことなんです。
2019年からチリワインの関税は、なんとゼロになりました。
(参考:外務省の「日・チリ経済連携協定」のページ)
そのため、チリワインは他の国より安く手に入れることができるんですね。
ちなみに、日本はEUともEPA(経済連携協定)を結んでいて、2019年2月からEUのワインも関税ゼロで輸入していますよ。
3.人件費が安いので、生産コストが安い
ワインの生産コストは国によって異なりますが、その理由のひとつとして、人件費の違いがあります。
チリはワイン造りをしている国の中でも人件費が安いほうなので、結果として生産コストを安く抑えることができるんですね。
これらの理由が三拍子がそろって、コスパ最強で美味しいチリワインが生み出されているというわけです。
そんなチリワインですが、コスパがいいだけではなく、ワイン初心者の方にオススメしたい理由があるんです。
ワイン初心者にチリワインをおすすめしたい3つの理由
ワイン初心者の方の中には、「ワインの種類がありすぎて、いつも何をどう選んでいいかわからない」と感じている方もいるでしょう。
そんな方にこそチリワインがおすすめなんです。
なぜなら、以下の3つの理由があるからです!
■ワイン初心者にチリワインをオススメしたい理由 3つ
- 安いワインが多いので、いろいろな種類を試しやすい
- ワインの当たりはずれが少ない!
- 1種類のブドウで造ったワインが多いので、ブドウの品種の特長を覚えやすい
詳しくみていきましょう。
1.安いワインが多いので、いろいろな種類を試しやすい
チリワインの魅力は、なんといってもその安さ。
特に、500円~1,000円前後のワインのラインナップがとても豊富なんです。
もし、あなたがワインの世界をもっと楽しみたいなら、ブドウ品種や銘柄の違うワインを飲んでみて、味や香りの違いを知っていくことが近道。
とはいえ、高価なワインだと、そんなにたくさん買うことはできませんよね・・・。
でも安心してください。
安くて美味しいワインが多いチリワインなら、気軽に買って飲むことができます。
2.ワインの当たりはずれが少ない!
先ほども説明したように、チリはワインの原料であるブドウの品質が安定している国。
だから、ほかの国のワインと比べても、味わいが安定しているんです。
ワインが難しいと感じる理由のひとつに「美味しいと思ったワインとまったく同じワインを買ったのに、ヴィンテージ(ブドウの生産年)が違うと味わいが全然違って混乱した」ということがあります。
でも、チリワインなら、ヴィンテージによって味わいが全然違うということはほとんどありません。
3.1種類のブドウで造ったワインが多いので、ブドウ品種の特長を覚えやすい
チリワインは「味がわかりやすい」といわれます。
なぜならチリワインは数種類のブドウをブレンドせず、1種類のブドウだけを使用しているものが多いからです。
一般的に、数種類のブドウがブレンドされたワインは、味に奥行きや複雑さを出せるメリットがある反面、使われているブドウの個性がわかりにくくなります。
よって、ワイン初心者の人は、まずは1種類のブドウを使ったシンプルな味わいのワインを飲み、そのブドウ品種の特長を覚えるといいんです。
そうすることで、自分の好みがはっきりわかってくると、よりワインを楽しめるようになりますよ。
チリワインによく使われているブドウの品種
先ほど、ブドウの品種に関する話が出てきたので、せっかくなので、ここではチリワインでよく使われているブドウの品種を紹介します。
以下で紹介する品種以外にも使われている品種はありますが、まずは以下の6つさえ押さえておけば、チリワインを楽しむことができるでしょう。
もし、「説明がふわっとしていてわかりづらい」という場合には、こういう品種があるんだってことだけまずは覚えておいてください(笑)
■赤ワインに使う黒ブドウ
- カベルネ・ソーヴィニヨン
赤ワインに使われる黒ブドウの中で、一番メジャーな品種です。
カシスやブルーベリーなどの果実のような力強い香りと、ブドウの渋みのもとである「タンニン」がしっかり感じられるのが特長です。 - カルメネール
フランスのボルドー原産ですが、現在は世界で栽培している地域が少ない、チリの特産品種。
ブラックベリーやプラムのような果実の香りに、コーヒーやビターチョコレートのニュアンスが感じられ、まったりとしたフルーティーな甘さが特長です。ちなみに、長い間、黒ブドウのひとつ「メルロ」と同じ品種だと勘違いされて、メルロと一緒に栽培されていた品種だったりします(笑)
- メルロ
世界中でひろく栽培されているブドウ品種です。
プラムやブラックチェリーなど赤や黒の果実の香りがします。
カベルネ・ソーヴィニヨンと比べると、タンニンや酸味がおだやかで、やさしい味わいが特長です。 - ピノ・ノワール
フランスのブルゴーニュ地方を中心に栽培されている品種です。
イチゴやチェリーのような赤い果実の香りがします。
栽培される国によって特長に違いがありますが、チリのピノ・ノワールはタンニンと酸味のバランスがいいものが多いです。
■白ワインに使う白ブドウ
- ソーヴィニヨン・ブラン
世界中で広く栽培されているブドウ品種です。
ハーブや柑橘系のようなフレッシュな香りと、キレのあるすっきりとした味わいが特長です。
また、チリのような暖かい産地のソーヴィニヨン・ブランは、パッションフルーツをはじめとする南国の果実の香りも感じられます。 - シャルドネ
世界中で栽培されている、とてもメジャーな白ブドウの品種です。
シャルドネは、栽培する土地によって、味わいが変幻自在に変わるという特長があります。
チリのシャルドネは、コクがあってフルーティ、青リンゴや洋ナシの香りがします。
ブドウ品種ごとの味わいの特長がわかるようになると、チリワインを飲んだ際に、以下のようなコメントをすることができるようになります(^ ^)
「ああ、カベルネ・ソーヴィニヨンの赤ワインは酸味と渋みが強いんだな」
「ソーヴィニヨン・ブランを使った白ワインって、柑橘系の香りがしてすっきりしてて飲みやすい」
ワインを味わいながら、ブドウの味や香りの特長を口に出せるようになると、ワインをさらに楽しめるようになりますよ。
さいごに
いかがでしたか?
「ワインを楽しみたいけど、どんなワインを買えばいいかわからない・・・」、そんな方は、まずは今回紹介したチリワインをぜひ試してみてください!
ワインの新しい楽しみ方に出会えるかもしれません。
さてさて、僕は今日もワインに合う料理を作って、コスパのいいワインと優雅な夕食を楽しむとしますか。
「さばトマト」とサンタのコンビが結構好きなんですよね~。
サンタって、1,000円以下だから家計にもやさしいし。
あ、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を!
ところで、この美味しいワインというサイトでは、これまでに色々なワインを紹介してきた。
200以上のワインを厳選してきたね。
それらのワインがひとつの記事にまとまっているといいんだけど・・・。
そう言うかと思って、私がまとめてみたわ。
以下の記事を見れば、美味しいワイン編集部がオススメするワインが一覧でチェックできるのよ。
それが、こちら!
この記事を監修してくれたワイン博士
(一社)日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
(一社)日本ワイン協会認定 日本ワインマスター
NPO法人チーズプロフェッショナル協会認定チーズプロフェッショナル。
(一社)日本ソムリエ協会主催の第9回(2013年)全国ワインアドバイザー選手権大会準優勝。
サントリーワインインターナショナル(株)スペシャリスト。
年間3,000種類超のワインをテイスティングし、お小遣いのすべてをワインに投じる徹底したワイン愛好家。
好きなワインは、酸味のある白と軽い赤。
ヤギ乳製チーズをこよなく愛し、通称"ヤギ原"とも呼ばれる。