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「ホットワインって、どんな味なんだろう・・・?」
「そもそもホットワインって、ワインを温めるだけでいいの・・・?」
こんにちは!
「美味しいワイン」編集部の広江です。
最近は肌寒くなってきて、そろそろコートが必要な季節になってきましたね。
・・・というわけで、今回は寒い季節に身体を温めるためのとっておきのワインレシピを持参しました。
そのレシピは・・・ホットワイン!
ホットワインはその名のとおり、ワインを温めた飲み物です。
クリスマスマーケットなどのイベントで振る舞われることが多く、冬を楽しむ大人たちが知る、ちょっとリッチな飲み物なんです。
ワインを温めると、ワインの芳醇な香りが温かな空気と一緒にほわ~っと立ち上り、いつものワインとはちょっと違った風味を感じることができます。
さて、そんなホットワインですが、実は自宅でカンタンに作れちゃいます。
たとえば、以下の写真は美味しいワイン編集部が実際に作ったホットワイン。
ホットワインのレシピは、ワインに香辛料やフルーツを合わせて温めるだけなので、手間はかかりません。
飲み切れなかったワインや、価格の安いワインを使えば、とってもオトクに楽しめちゃうんです!
というわけで今回は、自宅で簡単に作れるホットワインのレシピを紹介します。
赤ワインを使ったレシピと白ワインを使ったレシピを紹介しますので、お気に入りのレシピを見つけてみてくださいね。
それではまいります!
ホットワインとは?
ホットワインのレシピを紹介する前に、あらためて、ホットワインという飲み物の由来について学んでおきましょう。
ホットワインとは、香辛料(スパイス)とフルーツ(オレンジやレモンなど)をワインと一緒に温めた、温かいワインのことです。
もともとはドイツで開催されるクリスマスマーケットで定番の飲み物で、ドイツではこの時期になると、ホットワインで体を温めながらクリスマスを楽しむ人が多くいます。
そんなホットワインですが、実は「ホットワイン」という呼び方は和製英語。
呼び名は各国の言葉によって違っていて、たとえばドイツ語では「グリューワイン(グリューヴァイン)」、フランス語では「ヴァン・ショー」、英語だと「モルドワイン」と呼びます。
海外だと「ホットワイン」と言っても伝わらないことが多いので、各地の呼び方を覚えておくべし!
そして、ホットワインで使うスパイスといえば、「シナモン」「クローブ」「スターアニス」が定番です。
シナモンはパウダーでもスティックタイプでもいいのですが、スティックタイプの方がオシャレに見えるのでオススメです(^ ^)
また、ホットワインには赤ワインのイメージがありますが、白ワインを使ったレシピもあるんです。
白ワインをベースにしたホットワインは、赤ワインベースのものよりも、サッパリした味わい。
あとでレシピを紹介しますが、お好みで色々試してみてくださいね!
自宅でホットワインを作るメリット3つ
先ほどお話したように、クリスマスマーケットで飲まれるイメージの強いホットワインですが、実は自宅でもカンタンに作れちゃいます!
(まあ、ワインを温めるだけなので、当たり前といえば当たり前なんですが・・・(^^;))
ここからは、自宅でホットワインを作るメリットについて紹介します。
ホットワインって、外で飲むより、自宅で飲むほうが何倍も楽しめるんですよ。
■自宅でホットワインを作るメリット3つ
- 飲み切れなかったワインや、1,000円以下のワインを使ってオトクに作れる
- 自分好みにアレンジしたり、オリジナルレシピに手軽にチャレンジできる
- 部屋の中で飲むのでホットワインで温まったカラダが冷めにくい
1、飲み切れなかったワインや、1,000円以下のワインを使ってオトクに作れる
以前、サングリアのレシピ記事でもお伝えしたとおり、自宅でワインカクテルを作る最大のメリットは、オトクに作れること!
ホットワインも例外ではありません。
飲み切れなかったワインや、1,000円以下の安いワインを使っちゃえばいいんです。
味の落ちたワインや、安いワインを使うのはなんだかイヤだ、という人もいるかもしれませんが、そんなワインでも美味しく作れるのが今回紹介するレシピのすごいところ。
レシピの材料も高級なものを用意する必要はありません。
近所のスーパーで普通に売られているもので十分です。
2、好みにアレンジしたり、オリジナルなレシピにチャレンジできる
ホットワインではフルーツを使うことが多いです。
そのフルーツの定番といえば、レモンやオレンジ、リンゴですが、ミカンや柚子などもオススメです。
また、フルーツではありませんが、ショウガを使うこともあります。
ホットワインをつくる際に気を付けないといけないのが甘みの調整。
ホットワインは基本的に甘くつくる飲み物。
その際に使われることが多いのが、砂糖やハチミツ。
砂糖の場合、ワインの香りをキープしながら甘さを足すことができる一方、ハチミツを使うとワインの香りに少し変化を与えつつ、甘さにコクを足すことができます。
(※ただし、ハチミツを入れすぎると、ワインの香りよりハチミツの香りのほうが強くなってしまう場合があるので注意しましょう)
外でホットワインを飲むと、自分好みの甘みでないことがありますが、自分で作るのであれば、甘さの調整も自由ですよね。
3、部屋で飲むのでホットワインで温まったカラダが冷めにくい
最近、日本でもドイツと同じようなクリスマスマーケットを開催する地域が増えてきました。
そして、そこでもホットワインがふるまわれています。
クリスマスマーケットでホットワインを楽しむと、身体がポカポカして幸せな気分になれますが、帰り道には寒さで身体が冷えてしまうことも・・・。
その点、自宅でホットワインを飲めば、帰り道に身体が冷えることはないので安心です。
寒い夜は自宅でホットワインを飲みながら、好きな映画をまったり観るのもオススメですよ。
というわけで、自宅でホットワインを飲むメリットを知っていただいたところで、ここからはいよいよレシピの紹介です!
今回は定番のレシピから、ちょっと変わったレシピまで、全7種類のレシピを紹介します。
どのレシピも本当にカンタンなので、この冬、ぜひトライしてみてくださいね(^ ^)
寒い日にお家でホッとできるホットワインのカンタンレシピ7選
今回は、赤ワインを使ったホットワイン、白ワインを使ったホットワインの順に紹介していきます!
ちなみに、何も入れなくてもホットワインとして飲めるものもあるんですよ。
40秒ほどレンチンすれば、オレンジやショウガのようないい香りのホットワインができます。
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それではレシピにまいりましょう。
赤ワインを使ったホットワイン
1. ホットワインといえばコレ!超王道レシピ
- 調理時間
- 3分
- 材料
-
- 赤ワイン 300ml
- 砂糖 大さじ1~1.5
- レモン 1/4個
- シナモンスティック 1本
- クローブ(ホール) 3粒くらい
作り方
- 材料を全部鍋に入れて中火にかけ、沸騰直前で火からおろす
- 茶こしなどでクローブを取り除き、カップに注いだら完成!
ポイント
クローブはなければ必要ありません。
ただ、できれば用意していただくほうが、より本格的でスパイシーな香りが楽しめます。
(ちなみに、クローブは豚肉料理にも使えます)
甘さはほどよく控えめ。
シナモンスティックの香りが心地よく、ほっこりできます。
フルボディのワインでも渋みがおさえられ、まろやかで濃厚な王道のホットワインです。
2. 材料はワインとマーマレードだけ!レンチンで秒速で作れる超簡単ホットワイン
- 調理時間
- 3分
- 材料
-
- 赤ワイン 300ml
- マーマレード 小さじ3くらい
作り方
- 耐熱のカップにワインとマーマレードを入れ、ちょっとかき混ぜてからレンジで2分チン!
- 湯気が出るほど温まればOK!よく混ぜてから召し上がってください
ポイント
マーマレードは甘さ控えめのものがオススメです。
カンタンなのにクセになりそうな美味しさにビックリ。
オレンジの皮の苦みが、ちょっとしたスパイス代わりになります。
マーマレードは小瓶でも売られていますし、トーストに塗るジャムとしても重宝するので、常備していても困らないですよ。
3. ミカンと赤ワインのアレンジホットワイン
- 調理時間
- 6分
- 材料
-
- 赤ワイン 300ml
- ミカン 3、4個
- ハチミツ 大さじ1~1.5
作り方
- ミカンの皮を剥き、一粒ずつほぐし、白い筋もできるだけ取り除く(白い筋が残っているほど苦みが出てしまいます)
- 鍋にミカンとハチミツを加え、フォークなどで軽くつぶしながら中火にかける
- 温まってミカンがしんなりしてきたら赤ワインを注いで混ぜる
- 沸騰直前に火からおろし、ミカンごとカップに注げば完成!
ポイント
赤ワインが染みこんだミカンも一緒に食べられるんです。
ミカンのさわやかな酸味は意外と赤ワインと相性抜群なんです。
ミカンの皮のほろ苦さが、大人な時間を演出してくれます。
4. ラム酒を入れてリッチで本格的なホットワイン
- 調理時間
- 5分
- 材料
-
- 赤ワイン 300ml
- 砂糖 大さじ1~1.5
- ラム酒 大さじ2くらい
- シナモンスティック 1本
- クローブ(ホール) 3粒くらい
作り方
- 材料を全部鍋に入れて中火にかけ、沸騰直前で火からおろす
- 茶こしなどでクローブを取り除き、カップに注いだら完成!
甘くキャラメルのようなラム酒の苦みと、赤ワインの香りが絡み合う、まさにリッチなホットワイン。
お家で映画などを観ながら、まったりとリラックスしたいときにオススメです。
白ワインを使ったホットワイン
5. ココロもカラダもぽっかぽか!ジンジャーハニーホットワイン
- 調理時間
- 3分
- 材料
-
- 白ワイン 300ml
- ハチミツ 大さじ1~1.5
- ショウガ(チューブ可能) 1かけ分
作り方
- ショウガはおろしておく(チューブを使う場合は不要です)
- 材料をカップに全部入れ、軽く混ぜたあと、レンジで2分チン
ポイント
使う白ワインは「辛口」がオススメです。
甘口を使ってもいいのですが、甘口の場合はハチミツは少なめにしましょう。
ハチミツとショウガは鉄板の組み合わせ!
6. リンゴと白ワインの相性は抜群!アップルホットワイン
- 調理時間
- 7分
- 材料
-
- 白ワイン 300ml
- 砂糖 大さじ1
- リンゴ 1/4個
- シナモンスティック 1本
- クローブ(ホール) 3,4粒
作り方
- リンゴはよく洗って皮付きのまま「いちょう切り」か「くし形」にする
- 材料を全部鍋に入れて混ぜながら、中火にかけて沸騰直前まで温める
- 茶こしなどでクローブを取り除き、カップに注いだら完成!
ポイント
こちらも使う白ワインは「辛口」がオススメ。
甘口を使うなら、砂糖はなくてOKです。
リンゴの甘酸っぱさとスパイスの香ばしい香り、それに白ワインの香りがほわ~っと合わさり、なんともオシャレなホットワインです。
余ったワインでも極上のデザートドリンクに早変わり!
もちろん、使ったリンゴも食べられますよ(^ ^)
7. さわやかでほっこり!レモンのホットワイン
- 調理時間
- 5分
- 材料
-
- 白ワイン 300ml
- 砂糖 大さじ1
- レモン 1/4個
- シナモンスティック 1本
- クローブ(ホール) 3,4粒
作り方
- レモンはよく洗って、皮付きのまま薄めの輪切りにする
- 材料を全部鍋に入れて混ぜながら、中火にかけて沸騰直前まで温める
- 茶こしなどでクローブを取り除き、カップに注いだら完成!
ポイント
「辛口」と「甘口」、どちらの白ワインを使っても美味しいですが、甘口を使う場合は砂糖はなくてもいいでしょう。
レモンの酸味がさわやかで、今回のレシピの中では一番飲みやすくてとっても上品なホットワインです。
ホットレモンやレモンティーなどのレモン好きにはとくにオススメしたいレシピです。
ホットワインに使いやすい!コスパ最強で手頃なワイン
いかがでしたか? どのレシピもこの冬に試してほしい、とっておきのレシピばかり。
「よし!じゃあ、明日の晩に試してみよう!」という方のために、Amazonですぐに買える、コスパ最強のお手頃ワインを紹介しておきます。
ホットワインで使うワインは高級なワインでなくても十分。
以下のワインはすべて編集部が実際に試したワイン。
きっと美味しいホットワインを作っていただけるはずです。
ホットワインだけでなく、もっといろんなワインを知りたい!という方は、こちらの記事もご覧ください。
>【保存版】美味しいワイン編集部の試飲レビューあり!オススメのワイン200本以上まとめました!
1,000円以下で購入できるオススメの赤ワイン
サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド
日本人の味覚に合うように開発された日本限定発売のチリワイン。
カシスやブラックチェリーのコンポートのような果実の香りとともに、コーヒーやチョコレートのニュアンスも感じられます。
厚みのある果実味と、存在感のあるタンニンが特徴のしっかりした味わい。
テーブルワインとしてはとてもコスパがいいです。
100年以上変わらず愛されているとても甘いワイン。
このワインをホットワインに使うときは砂糖や蜂蜜は一切要りません。
濃厚で香り高いホットワインになりますよ。
1,000円以下で購入できるオススメの白ワイン
辛口ですがハーブのような香りがあり、酸味が控えめでとっても飲みやすいです。
クセが少ないので、ホットワインに使うにはぴったりです。
お手頃価格なのも嬉しいですね。
もっとオススメのワインを知りたい方へ
美味しいワインでこれまでレビューしたオススメのワインを、ひとつのページにまとめました。
いかがでしたか?
これからの寒い季節にぴったりのホットワイン、ぜひ自宅でも試してみてくださいね。
今回のお相手は「美味しいワイン」編集部の広江でした。
よしっ、今晩もホットワイン片手に恋愛映画を観ながら涙活するぞ~!
この記事を監修してくれたワイン博士
(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ
(独)酒類総合研究所認定 清酒専門評価者
蔵元特約店 KISSYO 店長
東京農業大学出身。学生時代にお酒の魅力に惹かれ、大学では醸造酒の熟成に関する研究に携わる。
卒業後は横浜の酒販店「お酒のアトリエ吉祥」に勤務。専門は清酒と焼酎だが、ワインを知らずしてその魅力は語れないと思いソムリエの資格を取得。
酒販店では最年少で清酒専門評価者に認定されるなど、ワイン以外の知識も幅広く精通している。