この記事はアフィリエイト広告および、サントリー株式会社のプロモーションを含みます。
「ヨーロッパのワインって種類が多すぎる!どのワインを試したらいいの?」
「ワイン初心者だけど、どうすればワインが美味しく飲めるの?」
ワインはなんとなく知っているけど、選び方や飲み方がわからない。
そんな風に思っている人は多いのではないでしょうか?
とくに、ワインの本場であるヨーロッパのワインは、本当に種類が多いので、飲食店で頼んだり、酒屋さんで買おうとするときに、どんなワインがいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、そんな悩みを解決してくれる、スペシャルなワインセミナーを紹介します。
その名も「TRY No.1 欧州ワインセミナー」!
このセミナーは、サントリーさんと凄腕ソムリエさんがコラボして、ワイン初心者の方向けにヨーロッパワインの選び方を教えてくれる動画セミナー。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
内容をざっくりとまとめると、各国のワイン文化や特長、ワイナリー紹介、テイスティング、ペアリングなど、欧州ワインにまつわる情報が盛りだくさん!
(ペアリングとは、料理とワインを組み合わせて一緒に楽しむことです)
しかも、ワイン初心者の方でも気軽に参加できるよう、とってもわかりやすく解説されているんです!
ということで、美味しいワイン編集部では、このオンラインワインセミナーを参考に、実際にワインの飲み方やマリアージュを試し、レポートにまとめました!
ちなみに、先ほどお伝えした凄腕ソムリエさんとは・・・、アジアNo.1のソムリエの岩田渉さんです!
ここで、岩田さんのプロフィールを紹介させてくださいm(_ _)m
アジア・オセアニア最優秀ソムリエ
1989年愛知県生まれ。
同志社大学に在学中、留学先のニュージーランドでワインに魅了され、4年間ワインの勉強に没頭。2014年にソムリエ資格取得。
2017年「第8回全日本最優秀ソムリエコンクール」優勝
2018年「第4回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」優勝
2019年「第16回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」11位入賞
2019年9月より「THE THOUSAND KYOTO 」でシェフソムリエに就任
岩田さんは、2018年の「第4回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」で優勝を果たし、現在は京都にある「THE THOUSAND KYOTO 」のレストランでシェフソムリエとしてご活躍されている方なんです!
そんな素晴らしいソムリエさんと一緒に、フランス・スペイン・イタリア・ドイツワインを楽しめるセミナー。
欧州ワインを楽しむきっかけとして、ぜひ、あなたもオンラインワインセミナーに参加してみてくださいね。
(以下のYouTubeから、いつでも視聴できます)
▼フランス・スペイン編はこちら
▼イタリア・ドイツ編はこちら
実は今回、美味しいワイン編集部も、このオンラインセミナーの撮影現場にお邪魔して、岩田さんにインタビューする機会をいただきました!!
このインタビューでは、岩田さんのソムリエというお仕事に対する熱い想いや、岩田さん流のワインの楽しみ方など、たくさんのご質問に回答いただきました。
記事の後半にまとめているので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
さらに、この動画セミナーには続きがあるのです!!
フランス・スペイン・イタリア・ドイツワインの旅の総集編として、12月12日(土)19時からライブ配信をおこないます!
岩田さんとリアルタイムでワインを楽しめるので、参加してみてくださいね。
12月12日(土)19時からのライブ配信のYouTubeはこちら
さて、前置きが長くなってしまいました。
それではさっそく、「TRY No.1 欧州ワインセミナー」の旅に出掛けましょう♪
No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~
まずはフランス・スペイン編の動画セミナーレポートをお届けします。
世界中で造られているワイン。
その種類は本当に多くて選ぶのが難しいですよね。
この動画セミナーでは、そんな悩みが解決できるよう、ソムリエの岩田さんがオススメのワインについて解説してくれます!
それでは、フランスからまいります!
フランスワインのキーワードは"多様性"
ワインにそこまで詳しくない人でも、ボルドーやブルゴーニュという言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
ボルドーやブルゴーニュは、フランスにあるワインの産地のことで、他にもシャンパーニュやロワール、アルザスなど、多くの産地が存在しています。
たくさんのユニークな産地が存在するから、フランスワインのキーワードは"多様性"というわけなんですね。
ワインと言えばフランス!
そう思ってしまうほどに、フランスワインは種類が多いイメージがあります。
だから、どうやって選んだらいいのか、本当に迷ってしまうんですよね・・・。
世界中で一番多く飲まれている「No.1」ワインからはじめてみよう
動画セミナーのテーマでもある「No.1からはじめよう。」のNo.1とは、実際にヨーロッパ、そして世界中で一番多く飲まれているワインのこと。
フランスワインの選び方に迷っている人は、まずは一番飲まれているワインからはじめるのがオススメ。
フランスのNo.1ワインメーカーは・・・「カステル社」!
※参考:IWSR2020(フランス企業で2019年売上数量が最大のカステル社)
そのカステル社のワインの中で、ソムリエの岩田さんがとくに注目しているワインが『レゾルム ド カンブラス』。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
レゾルム ド カンブラスは、南フランスで生産されているワインです。
動画セミナーの中では、生産地の特長や、岩田さんが実際にテイスティングをしながら香りや味わいについて解説しています。
ワインの開け方のコツも解説してくれているので、初心者でも安心してワインを開封できますよ!
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
レゾルム ド カンブラスに合うオススメの料理を美味しいワイン編集部が試してみた
動画セミナーの中で紹介されていたレゾルム ド カンブラスに合うオススメの料理はこちら。
【白ワイン】
レゾルム ド カンブラス シャルドネに合う料理
→カニクリームコロッケ
【赤ワイン】
レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨンに合う料理
→チンジャオロース、ハンバーグステーキ
せっかく動画セミナーで紹介されているペアリングを試さずにいられない!
ということで、美味しいワイン編集部で実際に試してみました。
まずはレゾルム ド カンブラス シャルドネとカニクリームコロッケから。
単体ではさわやかな白ワインが、クリームコロッケといっしょに飲むと、バターのようなこっくりしたリッチさが加わったように感じる!
コロッケのこってりしたクリームと揚げ物の油が、白ワインのおかげでさらりとして感じられますね!
そして、白ワインの酸味が、カニの風味をさらに際立たせてくれています。
白ワインもコロッケも、両方の美味しさが際立つ、これがぺアリングなんですね!
続いては、レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨンとチンジャオロース、ハンバーグステーキにいってみましょう!
ワインの香りとデミグラスソースの香りが同時に鼻に抜け、奥行きのあるリッチ感が味わえる!
チンジャオロースの濃厚な味わいとワインの酸味とのバランスが絶妙です。
そして、ピーマンのかすかな青臭さがワインのハーブ感と合わさり、なんだか奥ゆかしい味わいですね・・・!
ハンバーグステーキも、デミグラスのこってり感を、赤ワインがさわやかにしてくれています。
そしてワインの酸味が、ハンバーグの中の玉ねぎなどの甘みと相まって、フルーティーな豊かさも感じられます!
ワインからは、なんとなくバラのような香りも・・・。
その花のような香りが、料理と一緒に飲むことによって、より広がる感じがします!
動画セミナーで紹介されていた料理とレゾルム ド カンブラスの相性はバッチリ!
合う料理を探してみるのも、ワインを飲む楽しみのひとつ。
ぜひあなただけのペアリングを探してみてくださいね♪
さて、続いてはスペインワインです。
スペインといえばスパークリングワインの"CAVA"
スペインは国土自体はそこまで広くないものの、実はブドウの栽培面積は世界一!
アメリカやオーストラリアなどの広い国のほうが、栽培面積が広そうかなと思っていたので、ビックリです。
そんなスペインワインの中でも、とくに有名なのが、スパークリングワインの"CAVA"(カヴァ)。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
CAVA(カヴァ)とは、フランスのシャンパンと同じ製法で造られているスパークリングワインのこと。
最低でも9ヵ月以上の瓶内二次発酵が義務付けられているため、手間はかかりますが、まろやかで繊細な泡が長く楽しめる特長があるんですよ。
世界No.1販売実績を誇るスペインワイン『コルドン ネグロ』
フランスワイン同様、スペインワインの選び方に迷っている人は、No.1からはじめてみましょう。
ということで、スペインワインでとくに有名なカヴァの中で、世界No.1の販売実績のワインとは・・・『フレシネ』です!
※参考:IWSR2019(スペインスパークリングワイン販売数量)
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
フレシネは、1989年から2019年まで31年連続で、CAVAの販売数量世界No.1だそう・・・!
そのフレシネの中でもフラッグシップの製品が、こちらの『フレシネ コルドン ネグロ』。
動画セミナーの中では、岩田さんが実際にテイスティングをしながら、フレシネ社の歴史やコルドン ネグロの香りや味わいについて解説しています。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
実は、私がはじめて飲んだスパークリングワインはコルドン ネグロ。
あの頃はまだワインをほとんど飲んだことがなかったのですが、すごくフレッシュな印象でとても飲みやすく感じたのを、今でも覚えています・・・!
コルドン ネグロに合うオススメの料理を美味しいワイン編集部が試してみた
動画セミナーの中で紹介されていたコルドン ネグロに合うオススメの料理はこちら。
【スパークリングワイン】
コルドン ネグロに合う料理
→ちらし寿司
ということで、コルドン ネグロとちらし寿司を用意しました!
ワインが料理の美味しさを支える、素敵な脇役にまわってくれている・・・!
バラエティに富んだ具材が散りばめられているちらし寿司。
コルドン ネグロは、そんなちらし寿司の食材たちの主張を邪魔せず、料理を主役にしてくれています!
また、酢飯やレンコンの甘酸っぱさと、コルドン ネグロの酸味が合わさって、さざ波のようにどこまでも心地よく広がっていきます。
ちらし寿司によって、コルドン ネグロの炭酸や酸味がより一層まろやかに感じられますね!
フレシネ社のカヴァは、コルドン ネグロのほかにも、フルーティーな『カルタ ネバタ』や、エレガントな『セミセコ ロゼ』など、違う種類もありますので、自分好みのカヴァを見つけてみるのも楽しいそうですね!
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~』19分21秒 サントリー - YouTube)
「No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~」のレポートはいかがでしたか?
ワインって「少し知るだけでなぜかウンチクを語りたくなっちゃう」そんな楽しいお酒ですよね!
このレポートではお伝えしきれなかったウンチクがたくさんあるので、ぜひ動画を復習して、楽しんでいただけると嬉しいです。
「No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~フランス・スペイン編~」の動画をもう一度観る
No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~
続いては、「イタリア・ドイツ編」のレポートをお届けします!
イタリアやドイツのワインには、どのような特長があるのでしょうか。
オススメのペアリングも楽しみですね!
それではイタリアからレポート開始です♪
イタリアはワインの生産量が世界一!
ワインと聞くと「フランスの生産量が多そう」というイメージを持つ方が多いと思いますが、実は生産量が最も多い国はイタリア。
イタリアの国土はフランスの約半分しかないのですが、世界のワイン生産量の20%を占めているんです。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~』19分10秒 サントリー - YouTube)
ちなみに、世界3大ワイン生産国は以下の通り。
- 1位:イタリア
- 2位:フランス
- 3位:スペイン
そんなイタリアでは、食事とワインの相性をとても大切にしていて、「ワインは水がわりに飲める」と言われているほど、ワインを飲む習慣が根付いているんです。
イタリアの酒屋には、空の瓶や容器を持っていけばワインを入れてくれる「計り売り」のお店が多くあり、しかも、1リットルのワインが1~2ユーロ(約100~200円)くらいで買えるそうです!
それだけ手軽な価格だと、普段の食事にも気軽に合わせられますね。
イタリアで一番多く飲まれているワインは『タヴェルネッロ』
イタリアワインはとにかく多種多様。
どのワインから飲んでみたらいいのか迷っている人は、売上数量がNo.1のワインを試してみるのはいかがでしょうか。
ということで、イタリアのNo.1ワインメーカーは・・・「カヴィロ社」!
※参考:IWSR2020(イタリア企業で2019年売上数量が最大のCAVIRO社)
そのカヴィロ社のワインの中で、一番飲まれているワインブランドは『タヴェルネッロ』。
タヴェルネッロとは、イタリア語で「小さな居酒屋」という意味だそうです。
イタリアの代表的なパスタやピザはもちろんのこと、さまざまな食事との相性に配慮したブランドなんですよ。
そんなタヴェルネッロの中でも、岩田さんがとくにオススメのワインは、『タヴェルネッロ オルガニコ』。
エミリア・ロマーニャ州の有機栽培ブドウを100%使用したオーガニックワインです。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~』19分10秒 サントリー - YouTube)
オーガニックワインと聞くと「栽培が大変そうだから値段が高そう・・・」と心配になりますよね。
でも、安心してください!
カヴィロ社はブドウの生産量が多いので、とてもリーズナブルな価格なんです。
タヴェルネッロ オルガニコを試飲してみて、飲みやすさにビックリ!
「オーガニックワイン」だなんて言われないと絶対わからないくらいです。
動画セミナーでは、岩田さんが実際にテイスティングをして、タヴェルネッロ オルガニコの香りや味わい、オススメのペアリングを解説しています!
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~』19分10秒 サントリー - YouTube)
タヴェルネッロ オルガニコの紹介を、動画セミナーで詳しく見る
タヴェルネッロ オルガニコに合うオススメの料理を試してみた
イタリアワインに合わせる料理で迷ったときには色で合わせるのがオススメということで、白ワインなら白い料理、赤ワインなら赤い料理と合わせてみてください。
今回の動画セミナーの中で紹介されていたタヴェルネッロ オルガニコに合うオススメの料理はこちら。
【白ワイン】
タヴェルネッロ オルガニコ トレッビアーノ シャルドネに合う料理
→ボンゴレビアンコ、カルボナーラ
【赤ワイン】
タヴェルネッロ オルガニコ サンジョヴェーゼに合う料理
→ボロネーゼ、ラザニア、ポモドーロ
我々美味しいワイン編集部では、手軽に購入できるコンビニパスタと合わせてみました!
まずは白ワインのタヴェルネッロ オルガニコ トレビッアーノ シャルドネから。
今回はカルボナーラとのペアリングを試してみました。
ワインのぴりっとさわやかな酸味が、カルボナーラのかすかに甘みのあるもったりした後味をキリリと引き締めてくれる!
このワインは軽めで甘みがほとんどなく、草原のような爽快感があるので、こってりと濃厚なクリーム系を合わせるとアシンメトリーなマリアージュが楽しめます。
「爽快」と「濃厚」って真逆なのに、一緒にいただくとお互いの良さを引き立て合うから不思議です!
お次はタヴェルネッロ オルガニコ サンジョヴェーゼ。
今回はコンビニでもよく見かけるトマトベースのミートパスタで試してみました。
肉の旨味と脂みが凝縮されたトマト感のあるソースが、ワインのフルーティーな酸味と合わさってよりリッチな味わいに!
ミディアムボディのすっきりとした味わいは、ボロネーゼの濃厚な旨味を洗い流すのではなく、さざなみのようにさわやかで心地よい旨味となって口の中に広がっていくようです。
トマトとワインの酸味の掛け算で、ソースの肉の旨味が何倍にもなっています!!
どちらも相性バッチリで楽しく美味しくいただきました!
色に合わせるというノウハウはとてもシンプルなので、ぜひ真似してみてくださいね。
それでは続いて、ドイツワインをみていきましょう!
ドイツワイン「マドンナ」の歴史
ドイツワインのブドウ品種で代表的なもののひとつが、リースリング。
リースリングを使った白ワインは、ふわっと甘くてワイン初心者の人でも飲みやすい印象ですよね。
動画セミナーで岩田さんがNo.1ワインとしてオススメしてくれたのが『マドンナ』。
※参考:IWSR2020(2019年日本市場におけるドイツスティルワインの売上金額が最大)
マドンナは、ドイツ・フランクフルトの南西に位置する「ヴォルムス」という町で誕生しました。
この町の「リープフラウエンキルヒ」という聖母教会で造られていたワインで、奇跡のような美味しさから「リープフラウミルヒ=聖母の乳」と呼ばれるようになり、世界中で有名になりました。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~』19分10秒 サントリー - YouTube)
そして19世紀初頭に、聖母教会からブドウ園を譲り受けた「ファルケンベルク社」が、リープフラウミルヒを『マドンナ』と名付けたそうです。
聖母教会生まれのマドンナは、"しあわせのワイン"として世界中で愛され続けているとのこと!
そんなフレーズを聞いてしまったら、つい味わってみたくなりますよね♪
しあわせのワイン「マドンナ」の香りと味わい
マドンナはアロマティックで、熟したリンゴや洋ナシ、ライムジュースのような香りが広がります。
またいろいろな花の香りもするので、どんな花を感じるかを楽しむのもいいですね!
味わいは、ドイツワインの特長でもあるフレッシュで心地よい酸と、ブドウ本来の甘みを感じられます。
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~』19分10秒 サントリー - YouTube)
動画の中では、岩田さんがもっと詳しく香りや味わいを解説していますので、ぜひマドンナを飲むときの参考にしてみてくださいね!
マドンナに合うオススメの料理を試してみた
マドンナは中華料理のほかに、生春巻きも合うということで、さっそく美味しいワイン編集部でも試してみました!
【白ワイン】
マドンナに合う料理
→生春巻き
「ワインに生春巻き?」って意外でしたが・・・めちゃくちゃ合う!!
今回合わせた生春巻きはカニやエビなどの海鮮と、大根や水菜、大葉が挟まっているタイプ。
キンと冷えたほんのり甘いマドンナと合わせると、大葉の風味とワインのフルーティーさがふんわりと鼻に抜け、うっとりと心地よいマリアージュを堪能できるんです。
はちみつレモンのような優しい甘みが、海鮮の旨味を倍増させてくれます。
まるでお寿司のガリのように、なくてはならない存在感!
ちなみに、実はマドンナのオーガニックもあるんですよ。
オーガニックワイン派の人や、オーガニックワインは飲んだことがないけど気になっているという人は、ぜひ試してみてくださいね!
(出典:『No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~』19分10秒 サントリー - YouTube)
「No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~」のレポートはいかがでしたか?
このレポートだけでは伝えきれないワインの魅力が動画セミナーで語られています。
動画をチェックしながら、オススメのワインを飲んでみるのも楽しいですよ♪
「No.1からはじめよう。欧州ワイン珠玉の旅。 ~イタリア・ドイツ編~」の動画をもう一度観る
そして、冒頭でもお伝えしましたが、こちらの動画セミナー、実は続きがあるのです!!
フランス・スペイン・イタリア・ドイツワインの旅の総集編として、12月12日(土)19時からライブ配信をおこないます!
これまで紹介してきたワインだけでなく、別のワインも紹介されるとのこと。
アジアNo.1ソムリエの岩田さんと、リアルタイムで一緒に飲むのも楽しそうです!
12月12日(土)19時からのライブ配信のYouTubeはこちら
それでは最後に、岩田さんのインタビューをお届けします。
アジアNo.1ソムリエ 岩田渉さんに特別インタビュー
普段はシェフソムリエとして活躍されている岩田さんに、ソムリエのお仕事内容やワインとの出会い、ワイン初心者の方がワインを楽しむ方法など、たくさんの質問にお答えいただきました。
それではさっそく、インタビュースタートです!
ソムリエに必要なスキルは、サービスパーソンとしての人柄
「シェフソムリエ」とは、具体的にどういうお仕事をされているのでしょうか?
ソムリエとの違いはあるのですか?
【岩田さん】
シェフソムリエは、通常のソムリエ業務にプラスして、ソムリエのみなさんのマネージメントもおこないます。
まずはソムリエの仕事内容について、カンタンに説明しますね。
実はソムリエはゲストの方々にワインをサーブしたり、お料理に合うワインをご提案したりする以外にも、お客さまに見えない裏側でたくさんの業務をおこなっています。
たとえば、ワインに関するイベントを企画したり、レストランのスタッフを教育したり、在庫や原価率などの数字の管理もソムリエに必要なスキルです。
そして、それを統括しているのがシェフソムリエです。
ソムリエという職業は、ワインに詳しいだけでは成り立たないのですね・・・!
そんなソムリエの方たちが腕を競うソムリエコンクールで、岩田さんは優勝されたご経験があります。
ソムリエコンクールでは、どういった基準でNo.1を決められるのでしょうか?
【岩田さん】
コンクールでNo.1を取るためには総合力が必要です。
だから、何かひとつでも欠けていたら勝てるものではないんです。
たとえば、テイスティング、サービスの実技、筆記試験で知識などが問われます。
そして私が大切だと思う1番のポイントは、「この人にサーブしてもらいたい」と思ってもらえる人柄です。
ソムリエはサービスパーソンなので、「人が好き」で「おもてなしをしたい」という気持ちをもっていれば、一人ひとりに合ったご提案ができるようになる。
そうすると、「この人にサーブしてもらいたい」と思ってもらえるようになりますよね。
その人に興味を持つことが大切、というのはソムリエに限らずいろいろな職業に当てはまりますね。
勉強になります。
ニュージーランドでワインと出会い、ソムリエを目指す
ところで、岩田さんはもともと、ワインはお好きだったのでしょうか?
お酒が飲める歳になって、「まずワインを飲むぞ!」という人は少ないように思います。
【岩田さん】
20歳になり、お酒が飲めるようになったタイミングでは、実はそんなにワインに興味はありませんでした。
そのときは、自分の家族とワインを飲むような文化もなかったですし、ワインに興味を持ったのは、本当にひょんなきっかけだったんです。
そのきっかけとは・・・?
【岩田さん】
大学生のときに、ニュージーランドに語学留学したことです。
ニュージーランドでは、ビールと同じくらいワインも主流なので、日本にいたときよりもワインを飲む機会が増えたんです。
アルコールが苦手だったわけではないですし、留学前はスペインバルでアルバイトをしていたので、ワインを飲むこと自体にまったく抵抗感はありませんでした。
シェアハウスに住んでいて、同じ家のメンバーとの団らんで、自然とワインを飲むようになりましたね。
ちなみに、スーパーで陳列されているワインの数も、日本より圧倒的に多いんですよ。
たしかに日本のスーパーの場合、ワインよりもビールや酎ハイが多い印象です。
スーパーにズラーっと並んだワイン、見てみたいです・・・!
その後、どのタイミングでソムリエを目指すことになったのでしょうか?
【岩田さん】
ニュージーランドで住んでいた場所が、少し車を走らせるとブドウ畑があるようなワイン産地だったので、ワインが日常に近い存在でした。
最初はもちろん、ワインの味をあまりわかっていなかったのですが、飲むにつれて味の個性がわかるようになってきて、少しずつ面白いなと思うようになってきました。
ニュージーランドでは英語を勉強しているだけだったので、せっかくならワインも勉強しようかなと思ったのが、ソムリエを目指すきっかけだったんです。
そして、日本からソムリエ教本を取り寄せて、ニュージーランドにいるときからソムリエになるための勉強をはじめました。
実は私、飽き性なんですが、ワインやソムリエになるための勉強はなぜか飽きなかったので、今こうしてソムリエになり、この仕事を続けています(笑)
日本から教本を取り寄せるなんて、よほどの熱意ですね!
「料理が美味しかった」はソムリエにとって最高の誉め言葉
それでは、今でも続けられているソムリエについて、もう少し教えてください。
岩田さんにとって「いいソムリエ」とは、どんなソムリエでしょうか?
【岩田さん】
私がいいソムリエだなと感じるのは、単純にワインの知識やテイスティングの能力が高いだけでなく、お客さまをしっかりと見たうえでワインや料理を提案できる人ですね。
ソムリエがワインを好きなのは当たり前なのですが、私は、ワインありきの考え方ではなく、まずはお客さまとしっかり向き合うことが大切だと思っています。
そのお客さまの飲むペースや料理の食べ方をしっかりとみることで、「この人はこの品種が苦手なのかな」とか「この人はこんなタイプのワインが好きそうだな」ということを見極めていくんです。
マニュアル通りに「この料理にはこのワイン」ではなくて、しっかりとお客さまの個性に合わせた提案ができるソムリエが、私の中でのいいソムリエだと思いますね。
いい提案ができると、お客さまは「料理が美味しかった」と言ってくださるんです。
レストランの感想が「ワインが美味しかった」となってしまうと、ワインが目立ってしまいます。
そうなってしまうと、そのレストランでなくてもいいですよね。
だから、ワインが目立ちすぎないことも大切だなと思っています。
なるほど。
料理が美味しかった、のほうが嬉しいものなんですね!
目からうろこです。
ワインを楽しむコツには「人と一緒に飲む」こと
ちなみに、ワイン初心者の方がワインを楽しむためのコツはありますか?
いきなりソムリエがいるレストランに行くのは、ハードルが高いと思いますので、たとえばワインバルや居酒屋でワインを楽しむ方法があれば、ぜひ教えてください!
【岩田さん】
私は、ワインは人と飲むのがいいと思います。
誰かと一緒にワイワイ団らんを楽しみながら飲む方が、気分が高揚していて美味しく感じられますよね。
ワインはもともと人と人とを繋ぐ飲み物なので、ぜひ誰かを誘って飲んでもらいたいです。
みんなで色々なワインを飲んだり、色々な食べ物と合わせてみることで、自分の好みが見えてきますよ。
あまり難しく考えずにとにかく楽しんで飲むことで、ワインの面白さを感じられると思います。
それでも、ワインは難しいという方も多いですよね。
それはワインが日常の飲み物としての立ち位置にいないからだと思うんです。
だから私たちは、ワインを知ってもらうための啓蒙活動をしていかなければならないと思っています!
たくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございました!
それでは最後に、岩田さんが、今後ワインを通してチャレンジしたいことを教えてください。
【岩田さん】
もっとたくさんの方にワインを飲んでいただきたいので、ワインの難しいイメージをいい意味で取っ払い、もっとワインが身近になるといいなと思っています。
そして、若い世代の方にもワインの楽しさを知っていただきたいので、若い方々の考えも読み取っていきながら、提案力を上げていきたいと思います!
岩田さんの今後のご活躍も、楽しみにしております!
本日は、本当にありがとうございました。
(最後にワインをサーブしている様子のお写真も、撮影させていただきました!)
この記事で紹介されているワイン6選
レゾルム ド カンブラス シャルドネ
レゾルム ド カンブラス シャルドネ
(2023年11月22日 12:40時点のAmazonの価格)
生産地 | フランス | ブドウ品種 | シャルドネ |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | 白い花/シトラス/りんご |
味わい | 辛口 | 合う料理 | アクアパッツア/揚げ物 |
南フランスの辛口の白ワイン。
白い花のような香り、レモンや柑橘系、りんごのようなフルーティーな酸味があります。
酸味はわきあがるようなみずみずしさを感じ、とてもやわらかです。
クセがなく飲みやすいので、焼き魚やソテー、野菜の料理、唐揚げなど、いつも食卓に並ぶお料理をはじめ、いろいろな料理に寄り添ってくれます。
この記事で紹介したカニクリームコロッケとの相性も抜群です!
レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨン
レゾルム ド カンブラス カベルネ・ソーヴィニヨン
(2023年11月22日 12:40時点のAmazonの価格)
生産地 | フランス | ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン カベルネ・フラン |
---|---|---|---|
種類 | 赤ワイン | 香り | カシス/ブラックチェリー/イチジク |
味わい | ミディアムボディ | 合う料理 | 中華料理/ハンバーグ |
南フランス産のミディアムボディの赤ワイン。
カシスやブラックチェリー、レーズンのようなフルーティーな酸味が心地よく、渋みは控えめ。
ミディアムボディですっきりしているので、いろいろな料理に合わせやすいです。
とくにオリーブや濃いめの味付けの肉料理に合わせると、ワインの果実感がぐっと増して甘みをより感じます。
抜栓から1日経つと酸味がよりまろやかになり、また違った味わいが楽しめます。
フレシネ コルドン ネグロ
フレシネ コルドン ネグロ
(2023年11月22日 12:40時点のAmazonの価格)
生産地 | スペイン | ブドウ品種 | パレリャーダ マカベオ他 |
---|---|---|---|
種類 | スパークリングワイン | 香り | レモン/グレープフルーツ/シトラス |
味わい | 辛口 | 合う料理 | 中華料理/揚げ物 |
スペインのスパークリングワインのひとつ「カヴァ」です。
レモンやシトラスといった柑橘系のすっきりとした香りがします。
泡立ちはとてもきめ細やかでクリーミー、辛口でキレのある酸味があり、辛口ですがほんのり甘みを感じます。
このフレシネのよさは、クセが少なく、どんな料理にも合わせやすいこと。
高品質なのに約1,000円と手頃な価格で、スーパーなどにも置いてあり手に入りやすいです。
タヴェルネッロ オルガニコ トレッビアーノ・シャルドネ
タヴェルネッロ オルガニコ サンジョベーゼ
マドンナ リープフラウミルヒ
マドンナ リープフラウミルヒ
(2023年11月22日 12:40時点のAmazonの価格)
生産地 | ドイツ | ブドウ品種 | リースリング他 |
---|---|---|---|
種類 | 白ワイン | 香り | 梨/リンゴ/白い花 |
味わい | 甘口 | 合う料理 | アクアパッツア/フルーツ |
ドイツのやや辛口の白ワイン。
りんごやライムジュースのようなほのかに甘みは感じますが、透明感のあるさわやかな酸味のほうが強く、食事にもよく合います。
生春巻きなどさっぱりした料理や、ぴりっと辛みのあるエスニック料理やカレーととくに相性がいいです。
白ワインらしい草やハーブのような香りも少しあるため、パクチーや大葉などハーブが入った料理と合わせると、草原を抜ける乾いた風のような香りが鼻に抜け、なんとも心地よいマリアージュを作りだします。